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記事全文を読む→お遊戯会レベルの女芸人「THE W」決勝戦で唯一の見どころになった「霜降り明星・粗品の真面目で超的確な審査」
ひと昔前の映画館は水曜日、女性のみが割引となる「レディースデー」を設けていた。TOHOシネマズがこれを廃止したのを皮切りに、他のシネコンも「レディースデー」を廃止。来場者すべてが割引の対象になる「サービスーデー」を設けるようになった。
理由は明確にされてはいないが、近年のジェンダーレスの風潮に合わせたものではないかと言われている。その理論でいけば、そのうち電車の女性専用車両がなくなるかもしれない。
ついでになくしてしまえ、と思うのが「女芸人No.1決定戦 THE W」。大会名の「W」が「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」の頭文字から取られたことからわかるように、女芸人限定の「お笑い賞レース」だ。その決勝戦が、12月13日にテレビ放送された。
毎年、似たようなものだが、今年は特に「これが決勝戦?」と首を捻るほど、お遊戯会レベルの漫才やコントを繰り広げる芸人が大半だった。これでも過去最多1044組がエントリーした中から勝ち進んだ8組というのだから、どれだけ他の出場者の質が低かったのかと、逆に気になるほどだった。
優勝したのは結成20年目のニッチェだったが、これも順当といったところだ。個人的に楽しみにしていた紺野ぶるまが下ネタを封印(ネタ見せ後のコメントなんかではちょくちょくやってたけど)してしまい、結局、これといった見どころはなし。
そんな中で唯一、楽しませてくれたのが、審査員の粗品(霜降り明星)のコメントだ。
「『女やからおもんない』とか『女のくせにおもろい』とか、そういうのはいっさい抜きにして、真摯に審査したいと思います」
そう意気込みを語ったが、そのとおりに審査時にはそれこそ「第1回 M-1グランプリ」の時のようなピリついた雰囲気を、ひとりだけ放出。「おもんない」を連発して、ダメ出ししまくった。
粗品の指摘は「ネタの組み立て方」「時間配分」「ツッコミのワード選び」等々、どれも的を射たものばかり。厳しいばかりでなく、いいところがあればしっかりと褒め、「(テレビ視聴者は)劇場に足を運び、ぜひ応援してあげて下さい」とアナウンスする場面も。いたって真面目にアドバイスとエールを送っているのがよく分かった。それが当の女芸人たちの心にどれだけ刺さったかはわからないが…。
粗品から厳しいコメントを投げかけられたエルフの荒川は「粗品さん、(ご指摘は)ホンマにありがたいんですけど、Wから出ていってくれませんか」と毒づいて小さく笑いをとっていたが、もしも彼女が(そして一部の視聴者も)「みんな頑張ってるし、楽しくやってるんだから『みんな面白い』でいいじゃないか」という考え方だとしたら、「なんのための大会なのか」と問いたい。「誰が一番か」を決めるからには、相応の厳しさがあるのは当たり前。生ぬるい空気の中で行う賞レースに魅力は感じないし、ひいては大会の存在意義も権威もなくなる。
「THE W」という大会と女芸人たちの今後を最も真摯に考えているのは、粗品なのではなかろうか。まぁ実際は、大会オブザーバーとして横に座っていたあのちゃんにカッコいいとこを見せようと、張り切っただけかもしれないが…。
(堀江南/テレビソムリエ)
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