エンタメ
Posted on 2026年03月08日 08:00

流行中!昭和レトロブーム「主婦VS中年おじさん」ハマり方がまるで違う「熱狂推し活」と「静かな一点豪華主義」

2026年03月08日 08:00

 最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも40代や50代の男性、おじさんたちの熱の入れ方には独特の傾向がある。

 この世代の間で熱を帯びているのは、往年のヒーローものや特撮フィギュア、昭和のプロレスグッズ、レトロゲーム機、アナログレコードやオープンリールなどのオーディオ機器だ。
 例えば40年前の「超合金」や「仮面ライダー」「ウルトラマン」の復刻シリーズが発売されると、瞬く間に完売することがしばしば。オークションやフリマアプリでは「子供の頃の憧れを今こそ」という声とともに、価格が高騰するアイテムは珍しくない。

 そして根強い人気を誇るのが、昭和歌謡のアナログ盤だ。デジタル配信にはない音の温かさを求めて、あえてレコードプレーヤーを新調するおじさんが増えている。
「若い頃に聴いていたサウンドが今でも熱い」
 としみじみ語るのは東京都内在住の、55歳の会社員だ。お気に入りのジャズ喫茶でかけるために、レコードを新たに集めているという。

 主婦層の推し活とは異なり、おじさんの昭和レトロは「控えめな一点豪華主義」が特徴だ。住宅ローンや子供の教育費といった家計の制約があるため、数十点のグッズを大量に揃えるよりも「これは残したい」と思える1、2点にお金を使う傾向が強い。

 これにはおじさん世代の多くは、職場やリアルな友人関係で趣味を語りにくいと、いう心理もある。SNSでは昭和グッズやレコードの写真を投稿するものの、実生活ではあえて深く語らない「静かなる推し活」が主流だ。
 対照的に、主婦層はコミュニティーで情報を共有し合い「このアイテム最高!」と盛り上がる。

 それでも昭和レトロが心に刺さる理由は共通している。おじさんにとって昭和のアイテムは、単なるモノではない。そこには青春時代の記憶や憧れが詰まっており、まさに「タイムカプセル」のような存在なのだ。

(カワノアユミ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月04日 07:15

    中国人民解放軍が公開した一本の「反戦アニメ」に、日本から「ジブリの丸パクリではないか」との批判が集中している。人民解放軍の英語版公式Xは「中国は日本当局に軍国主義との決別を促す」との投稿に2分5秒の短編アニメ「平和の仮面」を添付した。画面に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク