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記事全文を読む→旭川女子高生殺し求刑「懲役27年」内田梨瑚被告とハレンチ飲酒していた警察官は本日も「異常なし」
2024年4月、北海道旭川市内の橋から女子高校生を転落させ、殺人と不同意わいせつ致死、監禁の3つの罪に問われている内田梨瑚被告の裁判員裁判で6月8日、検察は懲役27年を求刑した。
事件の全てが不条理だ。亡くなった留萌市の女子高生は内田被告と面識はなく、内田被告と共通の知人がインスタにアップした、内田被告がラーメンを食べる写真を女子高生が「シェア」したにすぎない。
ところがインスタのシェアに難癖をつけられ、内田被告らに拉致監禁される。雪の残る旭川市の神居大橋で全裸にさせられ、橋の闌干に座らせられたのち、雪解けで増水した石狩川に落下した。60キロ下流で女子高生の遺体が見つかったのは、1カ月後だった。
さらに常人に理解しがたいのが、公判で明らかになった内田被告の「性への異常な執着」だ。高校生の頃から性行為に見立てた動画を友人に撮影させたり、学園祭の打ち上げで友人らが見ている前で下半身を出して性行為をおねだりしたと、元同級生たちが証言した。内田被告は性欲が高じた「パパ活」を通じ、指定暴力団の舎弟になったという。
さらに、この殺人事件の捜査担当だった旭川中央署の刑事二課(組織犯罪対策係)の警部補と不倫関係にあったことが判明。殺人事件被疑者と捜査担当者の「不適切な関係」については2024年7月、北海道議会予算特別委員会で、真下紀子道議(共産党)が取り上げた。
北海道警は内田被告と不倫交際していた30代の警部補を、警察組織の6段階ある処分の中で「注意」の次に軽い「訓戒」とし、この不倫警部補は秘かに依願退職した。内田被告と不倫警部補と酒を飲んでいた巡査部長も、訓戒処分にとどまった。
不祥事警察で「昇進」のオンパレード
その後、当時の川村茂幸・旭川中央署長は交番勤務の若い警察官を統括する道警本部地域部長へ昇進。新井伸昭副署長は赤歌警察署長へ昇進、今年春の定期異動で北海道警察本部留置管理課長に異動している。
さらに新井副署長の後任、伊林潤副署長は本別警察署長への昇進をへて、やはり今年春の定期異動で、警察官の不正をただす「監察官」に昇進した。
旭川中央署の組織犯罪対策係の警察官ら約50人が内田被告ら暴力団舎弟とカラオケスナックで上半身裸になって乱痴気騒ぎしたと週刊誌に報道されたのは、伊林副署長の着任後だった。北海道警という警察組織は、部下50人の監督もできなかった警察幹部にも、地域部長や監察官が務まるのだろう。
不祥事を隠蔽した北海道警の幹部も、旭川市内で会社経営する内田被告の父親も、公判で内田被告をかばい続けた母親も、事件後は変わらぬ生活を送っている。女子高生と遺族の人生だけが大きく変わってしまった…。
(那須優子)
アサ芸チョイス
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