政治
Posted on 2024年02月13日 17:58

「もしトラ」にはとても対応できない…91%にダメ出しされた岸田文雄の小物感

2024年02月13日 17:58

 もしドナルド・トランプ氏が米大統領に返り咲いたら、岸田文雄総理はトランプ氏と互角に渡り合えるか――。

 2月11日の「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)で、こんなアンケート結果が示された。約3万1000人が回答し、「渡り合えると思う4%、思わない91%」という結果だった。

 トランプ氏が米大統領選共和党予備選で勝利が確実となったことを受けて、「もしトラ」(もしトランプ氏が米大統領に返り咲いたら)という言葉があちこちで聞かれるが、圧倒的多くの回答者が岸田総理ではトランプ氏に対応できないと感じていることが、浮き彫りになった。

 最近では「もしトラ」だけでなく、「ほぼトラ」(ほぼトランプ氏の勝利)などの言葉も飛び出している。それだけ11月の米大統領選でトランプ氏が勝利する可能性が大きくなってきているのだ。

 そのトランプ氏は2月10日に南部サウスカロライナ州で開いた集会で、大統領在任中の出来事を明かしている。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国の首脳から「軍事費を十分に負担していない加盟国がロシアからの攻撃を受けたら、アメリカは防衛しないのか」という質問をされた。これについてトランプ氏は「防衛しない。むしろロシアに対して望むようにするよう促すと答えた」と述べたのだ。

 トランプ流のレトリックだろうが、バイデン政権やNATOストルテンベルグ事務総長らが、この発言に反発した。

 NATOを日本に置き換えることもできる。トランプ氏は日本がアメリカに防衛を依存していることをたびたび批判していた。「日曜報道」に出演した自民党の甘利明元幹事長は、次のようにコメントした。

「前回の時はトランプさんをうまくなだめて『ドナルド、これがあなたにとってもプラスだ』と誘導でき、G7(先進7カ国)と結ぶことができた政治家がいた。それは安倍(晋三元総理)さんしかできない。この人がいないということが西側にとってどれくらいのダメージか、これから考えないといけない」

 甘利氏は安倍元総理亡き今の処方箋についても、

「経験値を持っている安倍スタッフ、安倍チームがありますから、その安倍チームを官邸のスタッフに構えるというのが、今考えられる一番の策だと思います」

 いくら優秀なスタッフを揃えても、問題は指導者だ。岸田総理に限らず「ポスト岸田」で名前が出ている誰もがトランプ氏とは渡り合えない、との懸念が広がっている。

(喜多長夫/政治ジャーナリスト)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク