Posted on 2026年04月25日 10:30

堀江貴文の所有馬「イッテラッシャイ」が秘める無限のポテンシャル!驚愕の「走破タイム」が示す「血のなせるワザ」

2026年04月25日 10:30

 ホリエモンこと堀江貴文氏が所有(名義はSNSグループ株式会社)するイッテラッシャイ(牡3)には驚いた。あの驚きは、1週間が経った今でも、なかなか収まっていない。4月19日の中山6R、3歳1勝クラス(ダート1800メートル)を逃げて圧勝。走破タイムは1分50秒8だった。

 この時計は、3月29日のマーチS(GⅢ)を勝ったサンデーファンデーの1分51秒2より0秒4速い。2着馬との差は1秒3。しかもマーチSが脚抜きのいい稍重馬場だったのに対し、こちらは乾いた良馬場だった。それでこの時計なのだから、他馬が大きく突き離されたのは当然だろう。

 陣営はこのクラスなら勝負になると自信を見せているが、この快走はやはり、血のなせるワザだろう。両親の血統を改めて見て、そう思った。
 父ミスチヴィアスアレックスは米GⅠカーターハンデキャップなど重賞を4勝した、イントゥミスチーフ系の種牡馬。日本では2025年に産駒がデビューし、JRAで9頭、地方では18頭が勝利した。両者合わせての勝利数は32勝。この勝ち馬数と勝利数は、2025年ファーストシーズン・サイアーランキングの第1位だ。ただし、JRAで2勝しているのは今のところ、イッテラッシャイ1頭だけである(地方では重賞勝ち馬が2頭出ている)。

 母ノルウェーノモリの祖母はJRA重賞を6勝した名牝シンコウラブリイで、イッテラッシャイはその曾孫に当たる。ホリエモンはシンコウラブリイが大好きだったので、その血を受け継いでいるノルウェーノモリの仔をなんとしても手に入れたかったそうだ。

3代母シンコウラブリイ譲りのスピード

 シンコウラブリイは4年前に引退した名伯楽・藤沢和雄調教師のもとで育てられた牝馬で、バネのあるシャープな走りをする馬だった。イッテラッシャイの豊かなスピードは、おそらく3代母のシンコウラブリイからくるものだろう。そんな気がしてならない。

 騎乗した戸崎圭太騎手によると、
「もう少しゆったり走れるようになればいいです」
 事実、抑えるの苦労するようである。逆に言えば、まだ成長の余地があるということであり、期待は大きい。

 次走は放牧を挟んで、5月30日の鳳雛S(リステッド、京都・ダート1800メートル)になる予定。ここを勝って夏休みに入るつもりだ。そして秋にはアメリカ競馬の祭典である、ブリダーズカップを目指すかもしれない。お祭り好きのホリエモンのことだから、そんなビジョンを思い描いているのではないだろうか。
 では、グッドラック!

(兜志郎/競馬ライター)

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