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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈グリーンエナジーを頭から狙う〉
春のGⅠシリーズ第4弾となる皐月賞。牡馬クラシック三冠レースで最初の戴冠を果たすのはどの馬か。層が厚いと言われる3歳牡馬による争いだけに興味は尽きないが、特に今年は評判馬、素質馬ぞろいで、顔ぶれがすばらしい。長い間、競馬をなりわいとしてきた小生としても、これだけの好素材が集った皐月賞は、そう多くなかったのでは、と思えるほどだ。
まずはその顔ぶれを見てみよう。朝日杯FSの覇者で最優秀2歳牡馬に輝いたカヴァレリッツォ、年末のホープフルSを制したロブチェンのほか、重賞勝ち馬はアドマイヤクワッズ(デイリー杯2歳S)、アスクイキゴミ(チャーチルダウンズC)、アルトラムス(毎日杯)、グリーンエナジー(京成杯)、ゾロアストロ(きさらぎ賞)、バステール(弥生賞ディープインパクト記念)、パントルナイーフ(東スポ杯2歳S)、リアライズシリウス(共同通信杯)の8頭。
その他、出走可能な8頭のうち6頭が重賞での好走実績(2〜3着)がある。これらの馬たちが全力を注いで挑んでくるわけで、手に汗握るすさまじい熱戦になること請け合いだ。
馬券的にも難解かつ、おもしろいGⅠだが、馬単が導入されて以降の過去23年間を振り返ると、馬単での万馬券は8回(馬連では5回)。この間、1番人気馬は6勝(2着4回)、2番人気馬は4勝(2着4回)で、1、2番人気馬によるワンツー決着は2回。人気どおり簡単に決まることは少なく、波乱の目も十分ある中穴傾向の一戦と言っていいだろう。
キャリアの浅さから真の能力が判然としておらず、予想する側も値踏みを誤りやすいのが春のクラシックでもあるのだが、それだけに穴党としても力が入る。
特に今年は顔ぶれがいいため目移りするが、一歩抜きん出ているとみているのが、グリーンエナジーだ。
前走の京成杯はクビ差の勝利だったが、レース内容がすばらしく、強いの一語だった。道中は11番手と終始後方で足をためて直線へ。坂を上がるまでは、やや内めの苦しい位置にいながら、馬群を割って最速の上がり脚で突き抜けてみせたのだ。この時点で私は「春のクラシック2戦のどちらかは勝つな」と思ったほどである。
陣営は皐月賞直行を表明して、短期放牧でリフレッシュ。ここまでしっかりと調整されてきており、仕上がりに寸分の狂いもない。
上原佑調教師も、「追われるたびに動きがよくなって、追ってからの反応が鋭くなっている。息の入りもよく、順調そのものです」
と、目を細めるほどだ。
同厩舎のフォルテアンジェロ(ホープフルS2着)とライヒスアドラー(弥生賞2着)も臨んでくるが、アカ抜けて均斉の取れた好馬体を見るにつけ、グリーンエナジーのほうが一枚上の力があるとみている。
血統的にも、ヴァルドロワール(仏ダービーなどGⅠ4勝)ほか、近親、一族に活躍馬がズラリといるいい血筋の出。頭から狙い撃ちといきたい。
穴はサウンドムーブだ。シンザン記念で僅差2着、スプリングS4着と重賞での好走実績もあり、本来なら穴馬にはならないが、このメンバーなら人気になるとは思いがたい。
だが、勝負根性があり、GⅠ5勝を挙げたメジロドーベルが近親にいるように、血統は悪くない。一発があるならこの馬だ。
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