スポーツ
Posted on 2026年04月09日 10:00

武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈フェスティバルヒルを頭で狙う〉

2026年04月09日 10:00

 近年で予想が最も難しい桜花賞。強い勝ち方を見せた馬は何頭かいるが、弱みを見せていない馬がいないからだ。

 無敗の3連勝はリリージョワ。圧倒的なスピードを持っているのは戦績が示すとおりだし、距離も札幌1500メートルでデビューしてから、京都の1400メートルを2戦。速すぎる危なっかしさは人間的な感覚だけで、実際に1600メートルに延びたからといって、距離の壁がありそうな気はしない。

 それでも危険な雰囲気を感じさせるのは「突発的にテンションが高くなるところがある」と、武幸四郎調教師も認めているとおり。何よりも、ルメールがこの馬の手綱を手放して、クイーンCの1戦しか乗っていないドリームコアを選択したことも大きい。

 ルメールがその選択を間違えるはずがない、というファンの信頼が、リリージョワを1番人気にしないような気がする。

 ドリームコアは、ヴィクトリアマイルや香港カップなど7勝をあげたノームコアの娘。1600メートルばかりを4戦して3勝をあげてきた。キズナ産駒らしい手堅さも備えており、鞍上込みで1番人気になるのだろう。ひよれば、ここに◎を打つのが順当なのだろう。

 2歳牝馬チャンピオンに輝いたスターアニスは、いかにもマイルがギリギリの雰囲気。桜花賞はそのマイルなので嫌う材料は何もないのだが、4戦して3回出遅れているところに、馬券を買う側は不安を膨らませてしまうものなのだ。

 大物感なら断然、アランカールだ。新馬―野路菊Sの連勝は、その時点で桜花賞は決定と思わせたほどだが、阪神JF、チューリップ賞と連敗したことで非常に難解なことになった。野路菊Sの時に感じた確信を思い出すべきなのか、どうか。最後まで迷うところだ。

 フェスティバルヒルの破壊力も大いに魅力だ。ファンタジーSのあと、ひざの剥離骨折があったが、正味全治3カ月の軽傷で、最初から陣営に悲壮感はなかった。スタートが定まらない弱点はあるが、末脚のキレは兄ミュージアムマイル以上のものを持っている。馬券的な妙味という点で、この馬を頭から攻める馬券で臨むつもりだ。

 さらに大穴を狙うなら、エルフィンS勝ちのスウィートハピネスを推奨。この世代9頭を勝ち上がらせた好調・北出厩舎の中で、この馬がいちばんのキレ者。エルフィンSから勝ち上がって牝馬三冠に輝いたデアリングタクトの雰囲気を感じた読者なら、小銭で押さえておくべきだろう。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月11日 12:00

    2028年のNHK大河ドラマが「ジョン万」であることが発表された。ジョン万次郎こと中濱万次郞の波乱に満ちた人生の物語で、NHKのサイトから一部抜粋すると「19世紀の日米と太平洋を舞台に、命がけのサバイバルの連続と遥かなる再会のロマンを描く。...

    記事全文を読む→
    エンタメ
    2026年04月16日 11:30

    昨年8月、栃木工場でミッドナイトパープルの最後の一台が、静かにラインを離れた。それがR35 GT-Rの終わりだった。そしてこの4月14日、日産のエスピノーサCEOが長期ビジョン発表会の場で、記者の質問に答えた。「GT-Rは出す」いつ、どんな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月16日 15:00

    4月15日に等々力球場(神奈川県川崎市)で開催された東都大学野球2部リーグ・日本大学対拓殖大学2回戦。スタンドの大学関係者やファンの視線をひときわ集めていたのが、日大の7番ファーストでスタメン出場していた村上慶太である。今季からホワイトソッ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク