スポーツ

中田英寿が中村俊輔の引退試合に出場しなかった理由を盟友・城彰二が告白

 日本代表の10番・中村俊輔の引退試合「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」が行われたのは、昨年12月17日。小野伸二や遠藤保仁、高原直泰ら多くの仲間が出場した。メンバーは豪華そのもので、このほかにも川口能活や田中マルクス闘莉王、城彰二、久保竜彦がピッチに立った。

 その中でひときわ目立ったのが、中田英寿氏。参加メンバーには入っていなかったが、当日にサプライズで登場したのだ。ジーコジャパンで中村と小野伸二、稲本潤一とともに「黄金のカルテット」を担った。試合に出ればそれが復活することになったのだが、会場には駆けつけたものの、ピッチに立つことはなかった。

 その理由を元日本代表の城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで明らかにした。2月27日に配信された動画で、

「彼は自分のイメージがあるから。プレーがみんなのイメージにそぐわないからやらない。いい時の自分のままでいたい。それはそれでプロフェッショナルだよ」

 中田氏は現役時代のようなプレーができないので、ピッチに立たなかったのだという。とはいえ、城氏も中田氏のプレーが見たかったそうで、

「俊輔の引退試合だからなんとか少しでも出たら、と言ったんだけどね。でもやっぱり出なかったね。やってくれたらね」

 現役時代の中田氏はFWの選手を走らせるスルーパスを得意としたため、チャンネルスタッフから中田氏のスルーパスで走らされたら面白かったと言われた城氏は、

「本当にそれだけは勘弁。マジで(笑)。でも相手チームだったから問題なかったんだけど」

 中田氏はそんなシーンでスタジアムが盛り上がるのは引退試合にそぐわないと判断して、出場しなかったのかもしれない。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
同僚ヘルナンデスが指摘!第一子誕生の大谷翔平「ボールが見えない」のは「夜中に起きなきゃいけない」から
2
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
3
メジャーリーグ評論家が断言「村上宗隆はヤンキースに行くしかない」意外な理由
4
これはウザい!不愉快!「サン!シャイン」炎上&お払い箱タレント再利用の愚行
5
「二股不倫醜聞」の永野芽郁は映画「かくかくしかじか」宣伝にどんな顔で出てくるのか