スポーツ

阪神タイガース「投壊&凡打」ドン底惨状に岡田彰布監督が途方に暮れている

 セ・リーグ王者の阪神タイガースに、ただならぬイヤ~な空気が流れている。

 3月20日に福岡県ペイペイドームで行われたソフトバンク戦に、0-4で惨敗。三塁も踏めずオープン戦トータルで12敗目(2勝1分)を喫した。不穏なのは、この試合で4打席凡退した中野拓夢である。30打席連続ノーヒットで絶不調。打率は1割を切って0割7分にまで落ち込んだ。

「昨年優勝してお祭り騒ぎとなった気の緩みが、選手に出ています」

 と言うのはスポーツ紙デスクである。続けて、

「中野の陰に隠れていますが木浪聖也、大山悠輔、ノイジー、原口文仁も打てていません。岡田彰布監督は途方に暮れて、イライラを募らせています。オープン戦11敗目を喫した3月17日の中日戦後には、仏頂面で会見を拒否して球場をあとにしました。この非常事態に、チーム内部が荒涼とした雰囲気に包まれています」

 投手陣も目を覆いたくなるほどの惨状を晒している。伊藤将司は状態が上がらず、20日のソフトバンク戦では4四死球を与えるなど、6回8安打で3失点。

「岡田監督は投手コーチに厳しくゲキを飛ばしていますが、岩貞祐太や及川雅貴、湯浅京己、石井大智が次々と打ち込まれて、ブルペンは半壊状態です。先発ローテーションも壊滅の危機に瀕しており、西勇輝はふくらはぎを痛めた影響で出遅れ、才木浩人は体調を崩してオープン戦でも不安定。大竹耕太郎も1月に左肩を手術してから、調子が戻っていません」(前出・スポーツ紙デスク)

 連覇へ暗雲が漂っているタイガース。開幕ダッシュのためにも岡田監督に一度、特大のカミナリを落としてもらうのがいいかもしれない。

(佐藤恵)

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