芸能

カンニング竹山「浮気報道」出版社に乗り込んで「土下座」/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

「優しくて丁寧でしたよ。途中からは私の下になって『責めて、責めて』と甘えてきました。(中略)あの年齢でひと晩に3回も求めてきた上、翌朝も誘ってくるんですから」

 タレントの乙葉似だという20代女性が「週刊現代」に、カンニング竹山との高級ホテルでの一夜を、竹山の「恥ずかしい写真」を添えて告白したのは、2009年5月だった。

 記事によれば、2人は後輩芸人を交えた飲み会で出会った。その1カ月後、竹山の誘いで食事をした後、新宿の高層ビル群にある外資系高級ホテルにチェックイン。ほどなくしてこの暴露記事掲載となったわけだが、

「終わるとそのまますぐに寝てしまって、ピクリとも動かなかった。それを見て急に寂しくなりました」

 と、女性はその暴露理由を告白。「週刊現代」が本人にコメントを求めると、なんと記事締め切り前に発行元である講談社編集部を訪れた竹山は、いつものキレ芸がすっかり鳴りを潜め、

「これはもう誠心誠意、許してもらえるまで土下座するしかないです。100対0で僕が悪いですから」

 妻への謝罪の言葉を繰り返し、懺悔する。土下座写真入りで、その一部始終が同誌に掲載されたのである。

 むろんこのネタで、竹山がお笑い仲間からイジられれたことは言うまでもないが、そんな彼が久々にこの騒動に言及したのが2016年3月24日、都内で行われた森永乳業のシリーズ新商品CM発表会見だった。コラーゲン不足で顔に竹山扮する「おっさん」が住みついてしまった、という美女を演じる栗山千明とともに登壇した竹山は、

「CMの話を奥さんにしたら『肌の中からアンタが出ていくんじゃなくて、家から出ていってよ』っていわれました」

 報道陣を沸かせると、「奥さんから出ていけと言われたのは初めて?」の質問に、

「知ってるだろ、聞くなよ。正確には4回目です」

 過去、夫人に浮気が4回バレたと告白したのだった。

「土下座しましたよ。そのうち2回、マスコミにバレてます」

 この会見で「浮気ネタ」が全面解禁になったのだろうか、その後、竹山はバラエティー番組などで、浮気報道の裏側を激白。2017年7月24日放送の「Momm!!」(TBS系)では、こう語っている。

「記事が出る前に(編集部から)あるじゃない、連絡が。『メールとかも全部持ってます』と。これはヤバイ、そんなん出されたら冗談じゃねぇ」

 そして編集部に乗り込んだものの、

「メールを消すためにはどうしたらいいですか」

 と懇願する竹山に対し、編集部は、

「今、土下座してくれたらメール消します」

 編集者に面白おかしく話したところ仲良くなって、「記事は芸人っぽく面白く書いておきます」と交渉が成立したという。

 講談社といえば、ビートたけしの殴り込み事件を思い出すが、竹山については編集部の関係者いわく、

「殴り込み? とんでもない。ひたすら低姿勢で、キレ芸で知られる本人とは思えなかったですよ」

 くしくもこの騒動によって、恐妻家で生真面目という一面が暴露されてしまったのである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
都はるみ「引退⇒復帰⇒活動停止」そして矢崎滋と東北ビジネスホテル暮らし/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
2
岩城滉一「舘ひろしと昔はほぼ毎日一緒にいた」/テリー伊藤対談(3)
3
前園真聖マヌケ大失態!RX-7を買って運転免許合宿に行ったらひとり取り残された
4
挫折の末に大谷翔平の妻になった「バスケ元日本代表」真美子夫人のアスリート人生
5
【孤立の真相】ロッテ・佐々木朗希「150キロ台しか出ない」に球団も選手も「冷たい視線」【2024年4月BEST】