政治
Posted on 2012年01月09日 11:57

キーマン総直撃 2011ダーティなヤツらを叩っ斬る!(7)裁判に勝ったところでもう居場所はない!

2012年01月09日 11:57

 橋下徹新大阪市長率いる「平成維新の会」の国政への殴り込みなど、新党結成の噂が流れる中、注目されるのが、民主党・小沢一郎元代表(69)の動向 。12年4月には検察審査会が強制起訴した政治資金規正法違反の裁判の判決が出るが、はたして、小沢氏の復活は今後あるのか─。

「この秋、講演で岩手県を訪れた時に、地元の人からこんな声を聞きました。これだけの震災なのに、小沢さんが地元入りし復興に向けて陣頭指揮を執る姿を見たことがない。裁判で動きが取れないのかもしれないが、政権政党を作った人物なんだから、せめて代理の人を寄越すとかあってもいいではないか。小沢さんの権力の衰えを感じないではいられない、と言うんです」
 こう語るのは小沢氏についての著作もある永田町取材歴40余年の政治評論家・小林吉弥氏だ。
 地元の支持者のみならず、最も悔しい思いをしているのは小沢氏本人に違いないが、小林氏が続ける。
「TPP参加問題に加えて、消費税率の引き上げ問題。日本は難問山積です。しかも、今の民主党は結党した小沢氏の思惑を離れて、どんどん一人歩きしている。今や民主党に小沢氏の居場所はなく、できるなら『壊して』しまいたい。そして亀井静香氏や橋下大阪市長、河村たかし名古屋市長らと新党を結成したいと思っているはずです。
 しかし、目下小沢氏は裁判を抱え、判決が4月に予定されている。仮に無罪を勝ち取っても、それだけでは国民世論は小沢アレルギーを払拭できない。小沢氏が再び自由に政治活動ができるようになるには秘書の無罪も必要です。でないと、新党結成の話を水面下で進めても雲散霧消してしまう。小沢氏は今、非常に厳しい土俵際にいます」
 国会で増税、TPP参加問題を論議するのは、12年の5月から7月にかけてと見られるが、
「かつて増税した内閣が選挙で勝てたためしはありません。消費税の税率を上げる法案がもし成立すれば、民主党は総選挙を先送りするでしょう。しかし法案が不成立なら、野田内閣は総辞職して民主党は新しい顔の内閣を作る。恐らく岡田克也前幹事長か前原誠司政調会長に落ち着くでしょう。そして新しい顔が決まれば、総選挙をしないわけにはいかないので、イチかバチか新しい内閣で選挙に打って出る。その時、政界には今までにないような大再編が起きます」
 そして世論調査では、大政翼賛会のような大政党は必要ないという結果が出ているだけに、民主も自民も割れるだろう、と推測する。
 では、新しい受け皿はどうなる可能性があるのか。
「かつては、自民党に金丸信や梶山静六など『政界の寝業師』がいたが、今や新党結成に向けて調整できる人物は小沢氏くらいしか見当たらない。しかし小沢氏が復活できるかどうかはまず判決しだい。で、それをクリアしたとしても、総選挙しだいということです」
 クリーンな人はおろか、「ダーティー」なリーダーもほとんど皆無の日本は、いったいどこへ向かおうとしているのか‥‥。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク