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記事全文を読む→西武ライオンズ「ドン底打線」を再生させるのは「12球団一若い4番打者」山村崇嘉
チームの成績と比例するように、観客動員数が減少している西武ライオンズ。球団公式サイトでは「ベルーナドームにおける電波環境の改善対応について」と題し、球場内やその周辺にアンテナ設備を増設したとの報告があった。
確かに内野席からモバイルオーダーで何か注文しようとしても、フードメニューの画面に辿り着くまで「時間がかかるなぁ」と思うことはあった。こちらは大きく改善されそうだが、本当につながってほしいのは不振のドン底にある打線の方だ。
7月28日の日本ハム戦終了までのデータながら、先発陣の防御率は2.72で、リーグトップ。先取点を挙げることができれば、あとは先発投手が踏ん張ってくれよう。
対して2割ギリギリという西武のチームは、12球団ワースト。だが、こんな見方もできる。7月28日までの7月の19試合の平均打率は2割3厘。6月22試合の平均打率は1割8分3厘だった。微増ではあるが「回復」傾向にあるのだ。
4年目の山村崇嘉が7月15日以降、4番の座にある。昨季はシーズン142試合目と143試合目にプロ1号と2号を放った。西武の若手はリードオフマン・タイプが多く、高い長打力を持つ将来のクリーンアップ候補は少ない。山村はその数少ない主軸候補だ。
渡辺久信GM兼監督代行は、松原聖弥のスタメン起用にこだわっている。自身が陣頭指揮を執ってまとめたトレードで加入したせいもあるが、松原のスピード以上に長打力に期待しているからだという。
「渡辺監督代行は、長打力の高い選手を欲しています」
球団関係者はそう話す。
山村は今年9月に22歳の誕生日を迎えるので、「12球団最年少の4番」である。将来とチーム再建に向けて舵を切ったわけだが、今の山村は結果を求めすぎて、大振りしてしまうことがある。球場のアンテナ増設と同様、「次の打者につなぐ」という気楽な気持ちで打席に立つことができればいいのだが。
(飯山満/スポーツライター)
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