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記事全文を読む→「メジャー移籍断念」則本昂大と辰己涼介の去就がいまだ決まらない楽天にのしかかる「保留手当の負担」と「支配下枠問題」
プロ野球オフの動きにおいて、いまだ「決着」していない選手がいるが、楽天には大物が2人、残っている。
海外FA権を行使してメジャーリーグ移籍を目論んだ則本昂大は、メジャー球団からのオファーがあったというが、移籍を見送り、国内球団との交渉を優先する方向に切り替えたという。
もうひとり、辰己涼介は国内FA権を行使し、移籍を視野に入れているが、いまだ何も決まっていない状況である
外野守備の評価は高く、5年連続ゴールデングラブ賞に加え、最多安打のタイトルを獲得した実績を持つが、昨年は打率が伸び悩み、出場機会が安定しない時期があった。
FA選手は一定の期日を過ぎると保留手当が発生し、移籍先が決まらなくても支配下枠を使いながら、年俸の支払い義務が生じる。交渉が長引けば、それだけ楽天の負担になっていることを意味するのだ。
楽天の支配下選手は現在、68人。上限の70人まで残り2枠しかなく、シーズン中に主力がケガで離脱した場合に育成選手を支配下に上げたり、外国人を新たに登録したりする余地がほとんど残っていない。開幕時点で数枠を空けておくのが一般的であると考えれば、楽天の編成はすでに窮屈な状態にある。
つまり楽天にとっては、FA選手2人の動きがチームの編成に直結することになる。則本と辰己がチームを離れれば、その分だけ支配下の枠が空き、若手昇格や新戦力登録へ動きやすくなる。逆に2人が残留する場合は誰かを外して枠を空けるか、新たな補強を制限する必要が出てくる。
楽天は辰己と則本の決断を待ちながら、支配下の枠をほぼ使い切った状態でキャンプインを待っているのだ。フロント幹部の心境は容易に察することができよう。
(ケン高田)
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