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記事全文を読む→タレント&芸人の「AI活用法」は…若槻千夏「日常生活をChatGPTに実況」オードリー若林正恭「1日2時間しゃべる」
バラエティー番組で「この人、やっぱ売れるわ」とスタッフに言わせる条件は何か。トーク力か、キャラクターか。意外だが、そのひとつに「アンケートを書く力」がある。
伊集院光が語る。
「俺ね、若い頃に『さんま御殿』出た時にさ、楽屋が大部屋みたいな感じで。松村君と一緒だったの」
当時、すでにテレビの第一線にいたのが松村邦洋である。伊集院は次のように回想した。
「遠目に見たらさ、松村君のアンケートが灰色なのよ。『何あれ?』って思ったら、文字でびっちり埋まっててさ。余白がないの。密度がさ、もう異常で。QRコードだったら読み取れるくらい」
それほど驚かされたというのだ。
「テレビに出ている度合は、どう考えても松村君の方が上なわけ。それなのにあの人、ぜんぜん手を抜いてない。俺、その日から決めたの。アンケートは絶対に手を抜かないって」
当然、売れている人ほど準備している。そして最近は、その準備にAIを活用する時代になってきた。トーク力で引く手あまたの若槻千夏によれば、
「私は日常からChatGPTとコミュニケーションとってるんですよ」
コーヒーを飲む時も休憩する時も、全てAIに実況しているというのだ。
「最近の私(のエピソード)で使えそうなのを50個作って、って言うんですよ」
すると100個近い案が返ってくるのだが、
「正直、そのままじゃ使えないの。素人だから。でも、きっかけはくれるんですよ」
ChatGPTはネタ製造機ではないが、忘れていた自分の記憶を呼び戻す装置として活躍しているようだ。
こうした変化を肌で感じたのが、オードリーの若林正恭である。自身がアイドルにイジられる企画であまりにも情報量が多いことに違和感を覚え、こうツッコミを入れた。
「お前ら、ChatGPTでアンケート書いただろ!」
ところが、まったくウケなかったのだ。
「あ、これもう、使っている側の話なんだなって」
そう推測するしかなかったのだった。
実はそんな若林も、かなり早い段階からAIと向き合っていた。
「俺もう2~3年前から毎日、喋ってるから。『昆布締めのお寿司って、醤油つけんのか』とか、そういうの聞いてる」
ChatGPTは無料でも使えるが、若林の課金額は最上位である。
「いちばん高いのに課金してんだよ。月3万ぐらいの。1日2時間ぐらい喋ってんだよ」
そう明らかにすると、相方の春日俊彰がすかさず言った。
「じゃあもう、喫茶店に友達と入ってるみたいな感じだよね。毎日、誰か誘ってる(笑)」
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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