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記事全文を読む→三又又三の「社長、前借りいいですか?」〈リビングライブ〉
元気ですか〜 !(猪木風)。還暦ブレイクを本気で狙っている三又又三(58)です。
不動産会社に就職して2年あまり経ちましたが、ついにやりましたよ、念願のリビングライブ!
「家を購入いただいたお客様には、この三又又三がリビングでお客様だけに単独ライブをさせていただきます!」
僕はずっとこう言い続けて不動産の仕事に取り組んできました。昨年の暮れ、このリビングライブがようやく実現したんです。
新築の注文住宅をご購入いただいたのはS夫妻。できたばかりの家にお邪魔して、2人を前に武田鉄矢さんの「金八芸」を全力で披露。ご主人に金八芸を伝授すると、それを見た奥様も大喜びでした。
S夫妻と初めて会ったのは僕がまだ入社したての頃。2人はまだ籍を入れていなくて、一緒に住む賃貸物件を探しに来たのですが、その時にたまたま留守番をしていたのが僕。接客に不慣れだったこともあって、雑談したり漫談を披露していたら1時間以上も経っていたというね(笑)。そうこうしているうちに先輩社員が戻ってきて賃貸契約につながったんです。
不動産の仕事がキツくて「もう辞めてやる」なんて思っていた時、2人が入籍したという話を聞いて、先輩のT社員と結婚祝いのケーキを持って行って、その幸せそうな顔に励まされたのは良い思い出です。
その後、たまたま散歩中のご夫婦と会って世間話をしていたら、その流れで、
「家賃いくらでしたっけ?あ、それなら買ったほうがいいですよ」
これ、営業トークではなく本心なんですよ。2人の年齢や年収を考えたら絶対買うべきだって、心から思ったから奥様も「じゃ買いましょうか」と、その気になったのかもしれません。 そこからトントン拍子に話が進んだものの、いざ契約という段階になって奥様が難色を示し始めた。
「ちょっと駅から遠いのが気になって‥‥」
そこで僕、うっかり口を滑らせちゃったんです。
「大丈夫! 私が電動自転車をプレゼントしますから。駅まですぐですよ」
それから1年以上経ってから、「もう忘れてるかな‥‥」と思ったら、「三又さん、電動自転車、楽しみにしてます」って、しっかり覚えてた(笑)。なので、きっちり自腹でプレゼントさせていただきましたよ。
ひとつの家が完成するまで、いろんなプロセスがあるんですよ。家の仕様や壁の色について、建築部の担当者と「ああしよう、こうしよう」と意見を出し合ったりね。それを横から眺めているのも楽しかった。
地鎮祭にはS夫妻の親族も大勢いらっしゃって一緒に工事の安全をお祈りしました。もちろん僕も立ち会って奥様に言いましたよ。
「ついにここまで辿り着きましたね。いや〜素晴らしい!」
でも奥様は「はぁ‥‥」となぜかリアクションが薄い。「あれ? 機嫌が悪い?何かマズいことでもしたのかな」と不安に思っていたら、奥様じゃなかった。なんと双子の姉妹だったんです。「もう、先に教えてよ」って(笑)。
建てている最中も何度も現地に足を運びました。
家が完成して、ピッカピカの玄関から中へ上がらせてもらった時の感動はひとしお。もしも、ですよ。2年前にS夫妻が不動産会社を訪ねてなかったら、そして僕が留守番をしていなかったら‥‥。僕と会わなかったらこの家が建つことはなかった。そう考えると、責任とか喜びとか幸福感とか、いろんな感情がこみあげてきてね。
人生初のリビングライブを終えて、帰り際に奥様が言うんです。
「三又さんの好きなホワイトシチューを作りますから、また遊びに来てください」
初めて家を購入してくれたS夫妻のことを僕は一生忘れないと思います。
三又又三(みまた・またぞう)株式会社TAP所属のお笑い芸人。「踊る! さんま御殿!!」(日テレ系)、「志村けんのバカ殿様」(フジ系)等数々のバラエティーに出演。2023年より不動産会社に勤務し、芸人との二刀流で活動。今夏より漫才協会に入会。
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