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記事全文を読む→【ワークマン】真夏の冷え冷え革命!手持ちの服を「かんたん空調ウェア化」で作業着っぽさよサヨウナラ
夏の炎天下、建設現場の作業員がベストを膨らませながら歩いている光景は、もはや夏の風物詩になった。空調服が登場したのは2000年代初頭のことだが、ここ数年で裾野が広がり、建設や配送の現場では着ていない方が少数派になりつつある。酷暑が「異常」ではなく「当たり前」になった日本で、体を冷やす工夫は日常の一部になっていった。
ただ、それが一般層にまで届いているかというと、話は別だ。使うには専用のベストやジャケットを一から揃える必要があり、ファンやペルチェを内蔵した専用品を買わなければ始まらない。
そして機能としては申し分ないが、「作業着っぽさ」はどうしても拭えない。スーツに近い格好で外回りをする会社員や、週末に街を歩く人には、正直言って似合わなかった。
機能は認めつつも、手が伸びない。空調服が広まるほど「現場の人が着るもの」というイメージは固まっていき、一般層との距離はなかなか縮まらなかったのだ。
「ワークマン」が今夏に向けて発表した「ウェストクールファン」は、その壁を別の角度から崩してくる製品だ。専用の服は必要ない。手持ちのシャツでも、ポロでも、ウインドブレーカーでも、ウエスト部分にクリップで取り付けるだけで、着ている服がそのまま空調ウェアになる。ファンが服の中へ風を送り込み、襟元や袖口から抜けていく。
原理は既存の空調服と同じでも、「どの服でもいい」という一点が、発想をガラリと変えている。取り付け型のファン単体というモノ自体、市場にはまだほとんど前例がない。
最大風速は毎秒約17メートル毎秒、風量は毎秒約42.4リットル。回転数は約8万で、風量は4段階で調整できる。加えてターボモードが備わっており、180秒間だけ最大出力で回す使い方が可能だ。
「空調服に興味はあるが踏み出せない」層にズバッと刺さる
炎天下で信号待ちをしている3分間に全力で回す、といった使い方が自然と浮かぶ。充電はUSB-Cで、最大約8時間、稼働する。一日外にいる人間にとって、充電切れを心配しなくていい水準に達しているのだ。
ウエストへの装着だけでなく、首掛けや卓上での使用にも対応しているため、デスクに戻ってからもそのまま使えるだろう。
予価は4900円。ここがワークマンらしいところで、機能と値段のバランスを意識的に崩してくる。ただ、この数字を見て「安い」と思った人は、次の一手を早めに考えておいた方がいい。
ワークマンの人気商品は、発売直後に店頭から消えることが少なくない。昨年のペルチェ素子ベストも、注目されたアウターも、気付いた時には「完売」の二文字だけが残っていた。6月発売という情報は出ているが、じっくり様子を見る製品ではないかもしれない。
外回りの多い営業職にも、自転車通勤の学生にも、休日に子供と公園へ出かける親にも、「服を選ばない」という一点は刺さる。空調服に興味はあっても踏み出せなかった層には、これが最も近い入り口になるかもしれない。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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