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記事全文を読む→「りくりゅう引退会見」に便乗して「マイケル・ジャクソン映画」PRに成功した「所属先」の事業
今年2月のミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本人初の金メダルを獲得した、「りくりゅう(三浦璃来、木原龍一)が4月28日、都内のホテルで現役引退会見に臨んだ。
国民的英雄となった2人の会見とあって、民放キー局の情報番組は生中継、インターネットで会見の模様は生配信されたが、気になったのは2人の背後に置かれたボード。そこには所属する「木下グループ」、そして「映画『マイケル』6.12」の2つしか表記されておらず、多くの視聴者が気になったはずだ。
スケート関係者が解説する。
「2人が所属する木下グループは、ハウスメーカーとしての中核事業を展開していますが、創業者で代表取締役社長兼グループCEOの木下直哉氏は大の映画好き。そこで映画事業を行う『キノフィルムズ』を設立して、劇場運営から映画の製作・配給まで手掛けています。そしてこのところヒット作に恵まれていないキノフィルムズがかなり力を入れているのが『マイケル』なんです」
これは「キング・オブ・ポップ」こと、マイケル・ジャクソンの人生を描いた伝記映画。主演にはマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソンを抜擢し、4月24日に北米と82の地域で公開初日を迎えている。
全世界合計2億1740万ドル(約345億円)という、伝記映画史上歴代No.1となるオープニング成績を記録する大ヒットスタートを切った。
児童性的虐待に焦点を当てたら思わぬ「条項」が含まれていた
映画業界関係者が内情を明かす。
「1960年代の『ジャクソン5』時代から始まり、マイケルが世界的スターに成長する、1984年の『ヴィクトリー・ツアー』までを描いています。当初、本作はマイケルに対する児童性的虐待疑惑に焦点を当てた内容となるはずでした。しかし、実際の告発者とマイケル・ジャクソン財団の和解内容に『今後、商業作品でこの問題を扱わない』という条項が含まれていたことが判明し、内容の変更を余儀なくされた。その結果、公開が約1年延期さるという経緯がありました。なので、刺激が足りない作品だ、との印象を持つ映画ファンは少なくないのでは。ネガティブなレビューが増え、客足が伸びないことが危惧されます」
金メダル級のヒットを期待している木下グループに、思わぬ形でりくりゅうが援護射撃をしたのだった。
(高木光一)
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