政治
Posted on 2026年04月30日 07:00

イラン戦争に乗じて…中国・習近平が「ロシア産原油密輸」「イランに武器輸出」闇取引がバレた「影の船団と積荷偽装」

2026年04月30日 07:00

 習近平国家主席率いる中国に「2つの重大疑惑」が浮上している。欧米などの複数のメディアが伝え始めたところによれば、中国はイラン戦争に乗じる形で「ロシア産原油の密輸」と「イランへの武器輸出」を秘かに繰り返しているというのだ。

 原油密輸の舞台となっているのは、バルト海の東部に位置するフィンランド湾。ロシアの領土の一部に接する海域で、中国はここに「影の船団」と呼ばれる闇タンカーを次々と送り込み、ロシアに対する経済制裁の網の目をくぐり抜ける形で、ロシア産原油の密輸を頻繁に行っているとされる。

 原油密輸事情に詳しい国際軍事アナリストが明かす。
「影の船団の多くはスクラップ寸前の老朽船で、中国は船籍を偽装したり、位置情報を切断したりして、(フィンランド湾に接する)エストニアの海軍などによる監視の目をくぐり抜けています。事実、ここには中国が送り込んだとされる闇タンカーが数多く停泊しており、調達したロシア産原油の輸送にあたっては、洋上で別のタンカーに移し替える『瀬取り』が行われることもある。イラン戦争が始まって以降、中国はイランからの原油輸入に窮しており、影の船団による違法な密輸は増加の一途を辿っています」

アメリカ軍が拿捕した貨物船に積まれていたモノ

 それだけではない。中国にはイランへの武器輸出をめぐる疑惑も浮上している。きっかけとなったのは、アメリカ軍が中東のオマーン湾で拿捕したイラン船籍の貨物船「TOUSKA」の積荷だった。
 はたせるかな、TOUSKAには5000個にも上るコンテナが積載されており、米海兵隊による臨検の結果、TOUSKAが中国からの「軍民両用品」を輸送していた実態が浮かび上がったのだ。

 国際軍事アナリストが続ける。
「TOUSKAに軍民両用品が積載されていたということは、コンテナ内の積荷に中国製の武器が含まれていたことを意味します。米海兵隊筋によれば、TOUSKAは昨年11月以降、中国とイランの港を何度も往復しており、主に中国製の自爆型ドローンが秘かに運び込まれていたとされます。しかもTOUSKAの一件は氷山の一角にすぎません。イラン戦争のドサクサに乗じる形で、中国はイランへの武器輸出で荒稼ぎを繰り返すとともに、イランからの原油調達で有利な立場を得ようとしているのです」

 ロシア産原油の密輸にイランへの武器輸出。中国はやはり「世界のならず者国家」だったということか。

(石森巌/ジャーナリスト)

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