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記事全文を読む→ソフトバンク・小久保裕紀監督が驚いた「単独ホームスチール成功」周東佑京に「実は巨人入団」の可能性があった!
「度肝を抜かれました」
冷静沈着なソフトバンク・小久保裕紀監督がそう言うものも無理はない。周東佑京外野手がロッテ戦(5月10日・みずほPayPayドーム)の3回、単独のホームスチールを決めたのだ。
二死三塁の状況で「イケそうじゃないですか」と三塁コーチに相談。ベースを離れる三塁手の動きを見た周東は初球前に、三本間の中間近くまで一気にリードをとり、ホームへ猛進。三塁走者だけが仕掛ける単独本盗は29年ぶり(1997年7月28日、ヤクルト・稲葉篤紀)。2004年の日本ハム・新庄剛志は、オールスターゲームで単独本盗に成功している。
周東の本盗はクロスプレーとなり、やられたロッテのサブロー監督は「(捕手が)捕れば普通にアウト」と強がったが、ウラをかかれた守備隊形にボークすれすれの投球。捕手は打撃妨害ギリギリのプレーと見えただけに、バツが悪い。
この日は母の日、2024春に61歳の若さで他界した母親に、
「『そろそろ頑張れ』と言われているような気がした」
周東は涙ながらにそうコメントしている。
事前情報察知で「横取りは仁義に反するから」と…
周東は2017年の育成ドラフト2位でソフトバンクに入団している。2年目に支配下登録を勝ち取り、2020年には世界記録となる13試合連続盗塁を達成して、育成出身野手初の盗塁王タイトルを獲得。
今季から5年総額20億円(金額は推定)の大型契約を結んだ。その足の速さは幼少期から折り紙付きで「鬼ごっこをして捕まった記憶がない」など、多くの「足伝説」を生んでいる。
それでも他球団のスカウト陣からは「打撃面は厳しい、足だけの選手」という評価があった。ところが、
「それは違いますね」
と明かすのは、古参のプロ野球担当記者だ。実は2017年のドラフト会議では、巨人が指名候補の1人としてリストアップしていたという。
「もちろん上位ではありませんが、ドラフトで獲得するチャンスがあったのに、最終的には見送りました。早くからソフトバンクが周東を指名するとの情報を察知しており、それを『横取り』するのは仁義に反するからと、取りやめになったのです」
プロの世界で「たら、れば」は御法度だが、このドラフトで巨人に入団しても今の周東があったどうかは…。
(小田龍司)
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