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9歳になったウインカーネリアンだが、GⅠ馬の勲章を得たのが昨年なので、まだまだ衰えはない。
札幌コースは、3歳の時に2000メートルを使って5着に敗れ、昨年はこのキーンランドCを使って1番人気で5着。相性がいいとは言えない感じはするが、昨年はここを叩き台としてスプリンターズSの金星につなげている。
今年も同じようなもくろみを描いているのかもしれないが、スプリントチャンピオンを甘く見ると痛い目に遭いそうな気がする。
もう1頭のGⅠ馬は4歳のパンジャタワー。昨年はNHKマイルCを勝った勢いをこのレースの勝利につなげて海外遠征に舵を切ったが、今年は国内にとどまってスプリンターズSを狙うという情報。格上2頭がそれなりに本気できているとあっては、大きく荒れる形が想像しにくくなっているのか。
下剋上があれば、3歳のロジケープか。福島の1200メートル、東京の1400メートル、札幌の1200メートルと3連勝して一気のオープン入り。鞍上は函館のリーディングを奪った丹内騎手で、その後、2週間の騎乗停止を食らったため“北海道完全制覇”は難しくなっている。とはいえ、急所を押さえる力は当然持っている。GⅠ馬の59キロに対して、こちらは55キロ。逆転可能な4キロ差だ。
武豊騎手はサウンドモリアーナに騎乗。ここへきて武英厩舎(名前で想像がつくように、親戚同士だ)との縁が深まっている印象があり、それを北海道だけにしないように、結果を出しておきたいところだろう。小倉から札幌というのも異色のローテだが、馬は元気そうだ。
ペアポルックスに穴の気配を感じる。もともと振り幅の大きい馬だが、前々走でレイピアを負かした内容の高さを忘れると「ほら」と言われそうだ。3歳の葵Sでピューロマジック(アイビスサマーダッシュを連覇)の逃げ切りを2番手で頑張りきった実績があるのもこの馬。岩田康騎乗だけに、内枠を引いた時は本当に怖い存在になる。
復調が見えるダノンマッキンリーや、カルプスペルシュ、エーティマクフィの食い込みにも注意しておきたい。
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