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記事全文を読む→NTTドコモ「dカードPLATINUM」解約したら年会費を返却するって!異例の措置を招いた「特典・還元条件」大幅変更
年会費2万9700円。加入を促してきたカードが、今度は解約する会員に年会費を返すという。クレジットカードの年会費は、途中で解約しても戻らないのが一般的だ。
NTTドコモが9月1日に発表した改定には、そんな異例の措置が含まれていた。9月30日までに入会したdカードPLATINUMの本会員が、所定の手続きを経て解約またはダウングレードすれば、残り月数に応じた年会費が戻ってくる。100万会員突破を発表してからまだ1年も経っていないカードの話である。
返金を受けるには手続きが必要だ。12月31日までに専用ページでエントリーし、解約またはダウングレードを完了しなければならない。エントリーを忘れると対象外になる。返金額は前回支払った年会費を12で割り、解約・ダウングレードの翌月から次回年会費請求月までの残り月数を掛けて算出する。支払った年会費が2万9700円で10月に解約し、次回請求月が3月なら、5カ月分の1万2380円が戻る。
利用者が解約やダウングレードを検討し始めた背景には、PLATINUMの還元条件の大幅な変更がある。これまでは入会月から実質13カ月間、月間の買い物額を問わず、ドコモのケータイ料金とドコモ光に最大20%の還元率が適用されていた。
改定後、この優遇期間は実質3カ月間へ短縮される。4カ月目からは月間の買い物額が10万円未満なら、ケータイ料金とドコモ光はいずれも10%。10万円以上20万円未満ならケータイ料金15%、ドコモ光11%。20万円以上ならそれぞれ20%と12%になる。
毎月10万円を使わない会員の場合、ケータイ料金への還元率は20%から10%へと半減。カードで毎月20万円以上買い物をしても、ドコモ光の還元率は12%が上限となる。
通常のdカードも還元率が1%から0.5%に半減
2024年11月に登場し、わずか1年で100万会員を突破したPLATINUMにとって、入会直後の高還元期間は大きな売り文句だった。Xではその看板を掲げて登場したカードが早くも特典を見直すことへの疑問や、返金を受けて解約するかGOLDなどへダウングレードするかを検討する声が出ている。返金手続きの期限や方法を共有する投稿も複数見られ、不満は「改悪」という言葉だけで終わっていない。
こうした改定は、PLATINUMだけにとどまらない。通常のdカードは2027年1月利用分から、通常決済の還元率が1%から0.5%へと半減する。2年目以降、前年度に一度も利用がなければ、年会費1650円も発生する。ドコモポイ活プランは2026年12月利用分から、ポイントの計算対象額が縮小される。
一連の改定を見渡すと、カードを持つだけでなく、通信や決済などの利用状況によって還元に差をつける方向性が見えてくる。
返金のエントリー期限は12月31日。どれだけの会員が残り、どれだけが解約やダウングレードを選ぶのか。年会費2万9700円に見合うカードなのか、利用者による最初の採点期間が始まっている。
(ケン高田)
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