11月に入り、朝晩の冷え込みが一段と身に染みるようになると、仕事帰りの赤提灯や大衆酒場で恋しくなるのが、湯気立ち上る燗酒だ。夏場の冷酒一辺倒から温かい日本酒へシフトする左党が増える時期だが、暖簾をくぐって開口一番「とりあえず熱燗で!」と大雑...
記事全文を読む→フジテレビ「全ドラマAI導入」に影を落とすハリウッドの「失敗例」AIシーン乱発で視聴率が暴落する
月9ドラマ「救命病棟24時」の爆発シーンは、AIが作り出した風景だった。
フジテレビはドラマ制作における生成AIの活用を本格化させると発表し、こうした舞台裏を明かした。
今年10月期から毎クール1本以上を「AI強化枠」に設定。2027年10月を目処に、制作する全てのドラマでAI導入を図るとした。表現の幅を広げ、現場の負担軽減や安全性の向上を図るのが狙いだという。
実験場となるのは、9月にフジテレビ湾岸スタジオ(東京都江東区)で始動した「AI Sandbox」。ドラマスタッフがAI関連企業と組み、活用法の検証を続けた結果、一部の映像制作工程では作業工数を従来の手法より最大70~80%削減できたとしている。
工数がそこまで減れば、制作費も大きく浮きそうなものだが、本当にそうなのか。
テレビ番組制作関係者は「この数字を額面どおりに受け取ってはいけないでしょう」と指摘して、次のように解説するのだ。
「フジテレビの発表によると『最大8割減』というのは、あくまで一部の工程の話。本格導入するとなれば、権利関係が完全にクリアされた独自のAIシステムを自社用に開発、カスタマイズしなければならない。その開発や外部企業との共同研究に数億円単位の投資が必要で、むしろ割高になりかねません」
AIと知ったら「関心が下がる」が37%で「上がる」は26%
いや、準備にカネがかかるだけではない。
「今、海外でしきりに指摘されているのが、消費者の『AI疲れ』。ハリウッドがAIシーンを乱発した結果、観客を失っていると、米誌『WIRED』などが報じています。アメリカの調査会社によるリサーチでも、テレビや配信のシリーズが一部でもAIで作られたと知られれば『関心が下がる』と答えた人が37%で、『上がる』の26%を上回っています。さらに別の調査では、視聴者の60%以上が『AI作品は感情移入しにくくなる』とのデータがある。ドラマには致命的ですよ」(前出・テレビ番組制作関係者)
もっとも、「救命病棟24時」の初回は世帯視聴率10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進だった。
「ただ、これはAI活用を発表する前の数字です。工数を削ったつもりが視聴者をウンザリさせて、視聴率暴落を招いては本末転倒でしょう」(放送担当記者)
架空の風景に、現実の数字はついてくるか。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
アサ芸チョイス
脳梗塞で療養中だった伊達みきお(サンドウィッチマン)が、10月31日の「サンドウィッチマンザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送)で、2カ月ぶりに復帰した。「さあ、時刻はお昼の1時を回りました。こんにちは。サンドウィッチマンの伊達みきおで...
記事全文を読む→泉ピン子が訴えられた。映画製作会社「HumanPictures」が11月3日、所属監督の映画「AYUMI」と「養父」に出演したピン子に対し、損害賠償を求め2日付で東京地裁に提訴したと、公式Xで公表したのだ。問題が発生したのは、10月23日に...
記事全文を読む→毎日のように見聞きする「不正アクセスによる情報漏洩」のニュース。もはや情報漏洩していない企業のほうが珍しいんじゃないのってくらいだし、それどころか官公庁にまで被害は及んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループが、2027年3月までの開業を...
記事全文を読む→
