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記事全文を読む→谷村新司の闘病生活に影を落とした「日本に1300人だけ」という血液型
「早すぎます。本当に早すぎます。毎年、ステージを聴かせていただいて、よくこれだけの見事な声が出続けるものだと、70歳を過ぎられてからも聴いておりましたから。それが永遠に存在すると勝手に思っていたので、本当に残念です」
これは音楽評論家で作詞家の湯川れい子氏が10月16日、都内で行われた「WFPチャリティーエッセイコンテスト2023」の表彰式に出席した際に、谷村新司さんについて語ったものだ。都内の病院で10月8日に他界していたと、この日に明らかになったのだが、湯川氏は同時に谷村さんの「珍しい血液型」について、時おり声を詰まらせながら、次のように明かしている。
「確か3月ですか、今年の。腸炎を起こされたといって入院されて、あまりにも入院期間が長いものですから、たいへん心配しておりました。奥様の孝子さんにもどういう状況か伺ったんですけど、なかなか腸が戻らないと。確か9000分の1くらいの珍しい血液型をお持ちになっていて、いろいろな意味で闘病が大変だというお話は伺ってたんですけど…」
医療関係者が、この告白について解説する。
「谷村さんの血液型はAB型ということですが、9000分の1であればシスAB型でしょう。通常のABO型は、A型遺伝子とB型遺伝子がそれぞれ異なる染色体上に存在することで決まります。しかしシスAB型は、A型遺伝子とB型遺伝子が同一の染色体上に存在する珍しいタイプ。日本人の10分の1程度がAB型とされている中、シスAB型はさらに少ない。日本に約1300人しか存在しない計算になります。輸血が必要であれば、たいへん苦労されたことでしょう」
それが闘病生活にどの程度、影響したのか。今となっては何とも言いようがないのだが…。
(所ひで/ユーチューブライター)
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