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記事全文を読む→サブスクも危ない!詐欺手口「ダークパターン」狡猾勧誘に引っかかるな!「無料お試し⇒実は定期契約」「脅迫的に強要」「解約できない」
インターネット上で横行する悪質な購入勧誘や、条件表示による消費者トラブル。消費者庁の有識者検討会は9月2日、多発する「ダークパターン」への規制を強化する方針をとりまとめ、特定商取引法の改正など、詐欺的手口の一掃に乗り出した。
ダークパターンとは、ウェブサイトで消費者を不当な商品購入などに導く、騙しの仕組みを指す。一般社団法人「ダークパターン対策協会」の実態調査によれば、日本国内での年間被害額は最大で約3兆2000億円、被害者数は2660万人規模に上るとされている。
検討会のとりまとめ案では、詐欺的手口を以下の3パターンに分類している。
◎支払金額や契約期間など重要な契約条件を不明瞭にしている表示
◎「残りわずか」「タイムセール」などと謳って契約を急がせる表示
◎脅迫的な文言などを用いて契約を強要しようとする攻撃的な表示
例えば「お試し」「初回無料」など1回限りの購入のように見せかけつつ、実際には「定期購入」が初回無料の条件になっているケース。あるいは定期購入を解約しようとしても手順が複雑で、なかなか解約に辿り着けないケースなどが典型例だ。
サブスク関連の相談件数は統計を取り始めてから年々増加
同様の被害は近年、消費者の間で人気を博しているサブスクリプション(定額利用)サービスでも発生している。独立行政法人「国民生活センター」のまとめによれば、2025年度に寄せられたサブスク関連の相談件数は2万186件で、統計を取り始めた2021年度(7461件)から年々歳々、増加の一途を辿っているのだ。
サブスクを含むダークパターンの手口に詳しいITジャーナリストが指摘する。
「記憶に新しいところでは、今年のサッカー・ワールドカップの中継動画を配信したDAZNの例があります。この時、契約から3カ月間の利用料金は1カ月あたり980円と大々的に宣伝されていましたが、実際には年2万6340円を支払う年間契約になっていたことから、批判が噴出しました。その後、DAZNは公式に謝罪し、返金に応じたようですが、最初から利用者を騙すことを目的としてダークパターンを仕掛けてくる悪徳業者も数多く存在する。くれぐれも用心が必要です」
関連法の改正をはじめとする国の規制強化は、まだ緒に就いたばかり。利用者サイドとしては「契約の内容や条件を詳細に確認する」「少しでも怪しいと感じたら契約しない」などの自己防衛策が急務になるだろう。
(石森巌/ジャーナリスト)
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