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記事全文を読む→「辞任しなければ…」古謝玄太・新沖縄県知事への「爆破・殺害予告」と「知事家族の個人情報を晒した人物」の不気味
沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。
9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投稿を引用する形で、家族の個人情報が拡散され続けた。
X運営は未成年者の個人情報を晒した「浮島龍美」アカウントを永久凍結せず、問題の人物はアカウントを改名、Xを非公開設定にして「逃げ得」「書き得」となっている。
そんな矢先の9月18日朝に沖縄タイムスが「新知事の家族の関係先に爆破予告」「県警も把握し調べる」と報じた。不届きなX投稿者とは、何か関係があるのか……。
この日、さっそく沖縄県警に確認したところ、次のような回答が返ってきている。
「そういった事案があるかも含めて、沖縄県警は個別の取材案件に応じていません。殺害予告や爆破予告などの案件は、対象者の安全確保が最優先。警察官から報道機関に公表、リークすることはありません。捜査状況や警戒態勢などを犯人に知らせること、犯罪予告犯や模倣犯を刺激することになる」
政治家や有名人の子供に危害を加える、というセンシティブな犯罪予告は、当事者の了承を得ない限り報道しないという前提がある。正義感が暴走し、SNS上で個人情報漏洩や犯罪予告を取り上げるのは、犯人を刺激することにつながるからだ。
地元紙の琉球新報、産経新聞、琉球朝日放送は、古謝氏や沖縄県庁などに了承を得たとして、爆破予告を後追い報道。沖縄八重山日報と共同通信は、新知事が9月19日に公式声明を出したのを受けて、初めて報道した。
辺野古沖ボート死亡事故の遺族にも脅迫文が
古謝新知事の公式声明(現在は削除)と八重山日報、産経新聞の情報を総合すると、古謝氏あてに「知事就任の辞退を求め、応じなければ関係先を爆破する」という趣旨の脅迫文が届いたほか、「古謝氏自身と家族への殺害予告、公共施設や県内事業所などへの危害を与える」脅迫文も複数回、届いた。
また、今年3月に名護市の辺野古沖で起きた、同志社国際高校の生徒を乗船させた「ヘリ基地反対協議会」のボート転覆、死亡事故の遺族あての脅迫文もあったという。
古謝氏は地域住民に「大きな不安とご負担をおかけしている」と謝罪声明を発表。警察には相談済みで、捜査が進められていると説明した。捜査への支障を避けるため、脅迫の内容や場所などの詳細は明らかにしない、としている。同時に報道機関に対しては、学校名や子供たちに関する情報の取り扱いに、特段の配慮を求めている。
就任早々、「辞任」の脅しに加え、爆破・殺害予告に見舞われた古謝氏は、卑劣な脅迫犯にどう対処するのか。そしてこの脅迫犯の「次の動き」は……。
(那須優子)
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