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記事全文を読む→薬物逮捕者を出したキャバ嬢YouTube番組で「出演者全員に尿検査」非クリーンで黒い「キャバクラ運営事情」
夜の街の「浄化」が、思わぬ角度から表沙汰になった。起業家・溝口勇児氏が自身のYouTubeで、キャバ嬢オーディション番組「LAST CALL」出演者全員に尿検査を課すと発表したのだ。発端はこの番組に6月まで出演していた田沢梨乃容疑者(ヤマトリノ)が、コカイン所持容疑で逮捕されたことだった。
9月27日公開の動画で、検査結果は「全員陰性」と溝口氏自らの言葉で発表されたが、出演女性のみならず、司会の自身とROLANDまでを検査対象に含める「やりすぎ感」で幕引きを図った格好だ。
これでクローズアップされることになったのが、夜職と薬物の組み合わせである。これまでもたびたび、世間を騒がせてきたものだが、今回の一件で気になるのはむしろ、その先。近年、夜の街ではコンプライアンスが以前とは比べものにならないほど意識されるようになっている。特に変化が目立つのは、ホスト業界だ。
悪質ホスト問題を背景に、2025年には風営法が改正され、客の恋愛感情につけ込んだ不当な要求や、料金の支払いのために売春などを要求する行為が規制対象となった。警察による立ち入りや行政処分が行われ、ホストクラブはかつて以上に店舗運営の透明性を求められている。
申告漏れ所得額が全業種中トップという実態
一方のキャバクラはというと、歯切れが悪い。2025年9月、六本木の有名キャバクラ運営会社が東京国税局から5億円超の所得隠しを指摘されたと報じられた。極め付きは同じ年の12月、国税庁公表の税務調査結果で、実地調査1件あたりの申告漏れ所得額がキャバクラで4164万円と全業種中トップ、ホステス・ホストが2968万円で3位だった。
ホスト業界が法規制で締め上げられる横で、キャバクラの懐事情は依然として国税局の「上客」扱いなのである。
尿検査から始まったはずの騒動が、思わぬ形で炙り出したもうひとつの疑惑。「ホストは本当にクリーン化しているのか」ならぬ「キャバクラは本当にクリーンになれるのか」。今、問われるべきはこちらかもしれない。
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