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記事全文を読む→個人情報流出だらけの「ネットに繋がらない超安全記録法」はコレだ!100均で買える「パスワード管理ノート」
通販サイトで買い物をしようとしてパスワードを思い出せず、再設定を繰り返す。面倒になって、新しいパスワードを他のサービスと同じものにしてしまう。利用するサービスが増えるほど、こうしたことは起こりやすい。
その使い回しが今、現実の危険となっている。今年10月だけでも、通販サイトや会員制サービスへの不正アクセスが相次いで公表された。ソースネクストは10月15日、最大2251万9960件もの会員情報流出の可能性を発表。skyticket、ブックオフ、ふるさとチョイスでも同時期に流出が公表され、いずれも対象にパスワードが含まれる。
ハッシュ化などで元の文字列が読めない状態のパスワードでも解析されるおそれはあり、使い回していれば別のサービスへの不正ログインにも悪用されかねない。さりとてサービスごとに違うパスワードを使うには、記憶だけに頼らない管理が必要になる。
では、どうするか。どこかに記録しておくということで今、急速に利便性がクローズアップされているのが、「ダイソー」や「セリア」などで売られている110円の「パスワード管理ノート」だ。
この11月、「誰が買うねんと思ってたけど、アナログ管理が最強」とX投稿されたのをきっかけに6万件超の反応があった。そこからどんどん広がっていったのである。
1件ごとにサービス名、ログイン用ID、現在のパスワード、登録メールアドレスの4つを書き込む形式で、メモ欄に有料サービスのプラン名や月額料金を残せば、契約の見直しにも使える。普段よく使うものから書き始め、記入したページに「通販」「金融」などの見出しを付けると、あとで探しやすい。
パスワードを変えたら、その場でノートを書き換える。古いものに線を引いて新しいものと変更日を書いておけば、どれが現在のものか迷わない。
内閣官房国家サイバー統括室の「インターネットの安全・安心ハンドブック」は、紙のノートへの記録を管理方法のひとつに挙げる。定期的な変更は基本的に不要で、流出時に速やかに変えるよう求めている。ノートは持ち歩かず、自宅の人目につかない場所にしまっておけばいい。
Excelならファイルを開くパスワードひとつだけで済む
手書きが面倒ならば、Excelで一覧表を作ってもいい。入力したら、ファイルそのものを暗号化する。「ファイル」タブの「情報」から「ブックの保護」で「パスワードを使用して暗号化」を選び、パスワードを2回入力して保存すれば、次からはファイルを開くたびにパスワードを求められる。
これで各サービスには違うパスワードを付けたまま、覚えるのはファイルを開くパスワードひとつで済む。このパスワードは他で使っていない、長く推測されにくいものにし、忘れた時に備えて紙に控え、パソコンとは別の場所に保管しておく。
それでも偽サイトに入力してしまえば、情報はあっという間に盗まれる。だからメールやSMSのリンクを使わず、公式サイトのブックマークやアプリから開く。使用するサービスでは、パスコードなどの二要素認証を設定しておきたい。
何でもデジタルで管理しようとする時代だからこそ、ネットに繋がらない紙のノート1冊が、パスワード管理では案外、頼りになるのだ。
(ケン高田)
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