スポーツ

「優勝請負人」落合博満が「巨人コーチ」中畑清を仰天させた「バット管理法」!

 元プロ野球選手、落合博満氏。日本プロ野球史上唯一となる3度の三冠王に輝く偉業を成し遂げた落合氏が、1994年、巨人移籍の報を受けた時は、伝統の人気球団でどこまで活躍するかと心躍ったものだった。

 しかし、その時、落合氏はすでに40歳を迎えており、ピークは過ぎていた。94年からの3年間で毎年100本以上の安打を記録したのはさすがだが、本塁打、打点、打率ともに月並みな成績で、タイトル争いに加わることはなかったのだが…。

 そんな落合氏について、テレビ東京が運営するYouTubeチャンネル〈テレビ東京スポーツ〉の、10月8日投稿回〈今年のロッテ快進撃と落合博満に深い関係が!?【キヨシの超本音解説】〉では、元プロ野球選手の中畑清氏が出演し、当時、巨人のコーチだった立場から、「オチに感謝してる」と感謝の念を述べていた。

 93年から巨人のコーチに就任した中畑氏だったが、その年はセ・リーグ3位に終わった。すると当時の長嶋茂雄監督は打線に軸がないことから94年に落合氏の獲得に乗り出したそうだ。落合氏の年齢を鑑み「今から?」と疑問を抱いていた中畑氏だが、結果大成功だったと振り返る。

 その1つに「あれは球界で落合が第一人者じゃないの?」と、中畑氏が驚く落合氏のバット管理方法があったと明かす。バットがわずかでも水分を吸って重さが変わらないようにとの配慮から、ジュラルミンでバットケースを作っていたというのだ。他にも、遠征先にも備長炭を持参して睡眠の質を向上させるなど、体調管理には余念がなかったそうで、その姿を見て入団2年目の松井秀喜氏も大きく影響を受けたと語る。

 落合氏が入団した94年は巨人が日本一に輝き、まさに優勝請負人の活躍を見せている。打つ、投げる、だけではない教えを後輩の胸に刻んだ落合氏は、やはり偉大だったと感嘆するばかりである。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
照ノ富士ついに引退もすんなり伊勢ケ浜部屋の継承とはならない事情
2
甲斐拓也FA加入で巨人・岡本和真が「本格的に外野手転向」実は一石三鳥だった
3
中居正広が「最後のテレビ出演」でブチかましていた「セクハラ発言」
4
東京女子医大「堕ちた女帝」の末路!起訴後に待ち受ける東京拘置所「恥辱まみれの直腸指入れ検査」
5
大谷翔平よりはるかにすごいDH「南海ホークス・門田博光」40歳の恐るべきキャリアハイ