若者に絶大な人気を誇る、きゃりーぱみゅぱみゅ(19)というアイドルをご存じだろうか? この思わずかみそうな珍奇な名前の持ち主が、国内はおろか海外でも大注目なのだという。 スポーツ紙芸能担当記者が話す。
「読者モデル出身で、今では原宿系アーティストと言われています。昨年8月に歌手デビューもしましたが、世界23カ国に配信され、ベルギーとフィンランドでチャート1位を獲得。最新曲『つけまつける』も73カ国で配信され、すでに30万ダウンロードを記録。動画再生サイト『YouTube』では世界各国で反響を呼び、再生1000万回を超えるという凄まじい人気ぶりです」
2月17日発売の「フライデー」誌でも、巻頭記事でイケメン俳優との熱愛を報じられたが、正直、オヤジたちにはどんな人物なのか基礎情報すらないのが実情だろう。
「西東京出身で、09年、高校生の時に原宿で大きなリボンをつけて歩いているところをファッション誌のストリートスナップに撮影され、それをきっかけに活動を開始しました。芸名のフルネームは、『きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ』。かわいくて好きな言葉を集めたそうですが、独特の『きゃりー語』や、あえて変な顔をした自身の画像をアップしたブログが、同世代の女子高生から圧倒的な支持を受けました」(前出・芸能担当記者)
さらに、ある人物のプッシュが、ブレイクのキッカケになったという。
「歌手の木村カエラが、昨年1月に自身のブログで『きゃりーのブログにハマっている』と発言したことから、全国区的な注目を集める存在に。カエラは過去にも一部で注目されていたPerfumeをラジオでプッシュしてブレイクさせています」(前出・芸能担当記者)
ところが、彼女の経歴に記載されない「黒歴史」があると芸能ライターは話す。
「12歳の時、本名でジュニアアイドルとしてイメージDVDに出ているんです。あどけない表情のビキニ姿でフラフープを回したり、スクール水着姿でベッドに寝転がったり、縫いぐるみを抱えたりと、マニア垂涎の内容となっています。現在、彼女の経歴にはなかったことになっていますが‥‥」
この背景について芸能プロ関係者はこう話す。
「ちょうどDVDが出た05年は、小・中学生が続々と過激なグラビアに登場していた時期。ジュニアアイドルはギャラも安いので、エロ系をやらせて儲けようとする大人が暗躍しました。しかも、300枚も売れば黒字になるという粗悪品が出回るような状況。なので、とにかく片っ端からデビューさせていたのです。正直、当時のルックスでは、大手の芸能プロからは声はかかりませんから」
しかし、「そんな過去は気にする必要はない」と語るのは、アイドル評論家の北川昌弘氏だ。
「名前からして新しいカテゴリーの存在です。イメージDVDくらい、気にするような過去ではありません。むしろ、日本企業が世界に打って出られない危機的状況で、こんなに世界で評価され、売れているという貴重な存在です。温かく見守りたいですね」
はたして、レディー・ガガを超える日は来るのか!?
-
-
人気記事
- 1
- 「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
- 2
- 商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
- 3
- 【米ゴルフツアー】コリン・モリカワが生放送で松山英樹に「放送禁止用語」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
- 4
- フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」
- 5
- 土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
- 6
- 山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
- 7
- 「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル
- 8
- 西武ベルーナドーム「ひんやりミスト導入」でも「巨大スチームサウナになる」過酷環境の悲鳴
- 9
- 白川のぞみ「ドMに目覚めて初めて首を絞められました」/旬のグラドル直撃インタビュー
- 10
- 巨額訴訟に大降格…中居正広「性暴力トラブル」フジテレビ当事者を待ち受ける「生き地獄」
-
急上昇!話題の記事(アサジョ)
-
働く男のトレンド情報(アサ芸Biz)
-
-
最新号 / アサヒ芸能関連リンク
-
-
厳選!おもしろネタ(アサジョ)
-
最新記事
-
アーカイブ
-
美食と酒の悦楽探究(食楽web)