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「『通話料0円』のどこがいけないんだ!」
球団買収でブランド力を倍増させ、経営力の弱っていた外資系携帯電話会社・ボーダフォンを買収。「売ってナンボだ!」を掛け声に怒濤の攻勢に出たが、内外の反発も激化した。それでも業界に風穴をあけ続けていく「不屈の闘志」秘話。
これはエース端末になる!
2006年の春、電通から独立してクリエイティブエージェンシー「シンガタ」を設立していたクリエイティブディレクターの佐々木宏の携帯電話に、ソフトバンクの孫正義みずから電話をかけてきた。
「佐々木さん、いよいよボーダフォン・ジャパンの買収を決意しましたよ」
「買収、ですか?」
噂は本当だった。
佐々木が、それまで孫と一緒にソフトバンクホークスの応援に行った時など、事あるごとに、携帯電話事業に進出するビジョンを聞かされてはいた。しかし、それはあくまでも携帯電話事業の許認可を得て、ゼロから興していくというはずのものだった。そこに向けての戦略会議にも参加していた。
それが、いきなり買収に切り替わった。孫らしいといえば孫らしい変わり身の早さではある。
一方、孫の判断を否定的に見る向きも多かった。
「非常に損な買い物をした」
確かに、ボーダフォン・ジャパンは、利益は上がっていても、経営的にもかなり弱っている。半年後に控えた番号ポータビリティ制度が始まれば、NTTドコモ、auの餌食になると言われていた。
が、孫はどこ吹く風といった顔であった。むしろ、佐々木には言っていた。「ここは、腕のふるいどころですよ」
そして、続けた。
「実は、半年後には、凄い勝負が待っているんですよ」
ボーダフォン・ジャパン買収から間もなく、電通の栗坂達郎は孫とともに港区愛宕山にあるボーダフォン・ジャパン本社を訪れた。
孫は上機嫌で、オフィスに並べられた、ボーダフォンの携帯電話端末を手にして回った。
その1つを手にとった時、孫の表情が、それまでよりもほころんだ。
「これだ! これは、エース端末になる」
サイクロイドという動きを応用することで、液晶画面が90度右に回転する。液晶画面が横向きになり、ちょうど携帯端末がT字型になる。ワンセグ放送を観やすい。シャープ製のワンセグ機「905SH」であった。「905SH」は、のちに「AQUOSケータイ」と呼ばれて大ヒットするが、シャープが出している液晶テレビのブランド名「AQUOS」を冠につけたのは、孫であった。
しかし孫は、その頃から、「AQUOSケータイ」の欠点を口にしていた。
「これ、どうにか薄くならないのかな」
普通の携帯であれば、二枚貝のように折りたたむタイプならば、薄くコンパクトにできる。「AQUOSケータイ」はどうかといえば、回転する機能が付いている分だけ、厚くなってしまう。それを改善することを、孫は常に課題としてあげていた。「905SH」、のちに、AQUOS携帯と呼ぼれるシリーズの第1号機種であった。孫は、この機種を、ソフトバンクの主力商品にしたかった。
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