スポーツ
Posted on 2017年08月12日 17:58

智弁学園と智弁和歌山の「智弁対決」が過去に1度だけ実現していた!

2017年08月12日 17:58

 熱戦が続く甲子園。全国から勝ち上がった強豪校が覇を競うこの大会だが、兄弟校や同じ大学付属の系列校の対決ともなれば、ユニフォームが似ていて、見ているほうにとっては攻守の見分けが付きにくいということになるのではないか。

 実は同じ大学の系列校対決は春夏通じて何回か実現しており、夏の甲子園では’83年第65回大会の初戦で東海大第一(現・東海大静岡翔洋)対東海第二(現・東海大熊本星翔)の東海大学の付属校対決などが実現している。この時は同年の春の選抜でベスト4の実績があった東海大第一が13‐1と圧勝してその貫禄を示したが、実は見る側からしてもあまり混乱することはなかった。というのも、同じピンストライプのユニフォームながら、地の色が微妙に違っていたため、見分けることがさほど難しくなかったのだ。

 全国各地に大学の付属校が散らばっているため、こうした大学の付属校対決は、甲子園ではレアケースながらも実現の可能性があるが、次に紹介する対決はレアケースの中でもかなりのレアケース。

 それが実現したのは02年第84回大会3回戦でのこと。奈良県の智弁学園と智弁和歌山の兄弟校対決が決まったのだ。地方大会では95年秋の近畿大会で対決が実現しているが(この時は智弁和歌山が5‐0で勝利)、甲子園では今のところこの1回のみ。

 兄弟校なため、ユニフォームのデザイン・色調も同一で、違いは左腕の校章の一部と互いの県名、そして胸に描かれてある“智辯”という字の大きさで判断しないといけないというかなりのわかりづらさだった。とはいえ、この“同一ユニフォーム”対決は大きな混乱をきたすことなく弟分の智弁和歌山が7‐3で勝利している。かつて“もし対戦が決まったら、普段は白い帽子をかぶっているが、どちらかが白ではなくスクールカラーである朱色の帽子をかぶる”という噂があったが、噂は噂のまま終わり、両校とも白い帽子のままであった。

(高校野球評論家・上杉純也)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク