政治
Posted on 2026年02月03日 14:00

「中道改革連合」設立の立役者なのに…安住淳が選挙区ピンチのイライラで出た「中道だったら犬でも猫でも憎いのか、バカヤロー!」

2026年02月03日 14:00

 中道改革連合の野田佳彦共同代表をして、
「いきなり張り手を食らって、目が覚めた」(文化放送の番組での発言)
 という朝日新聞の衆院選中盤情勢調査。自民党が単独過半数を上回る勢いで、日本維新の会と合わせて与党が300議席超をもうかがうというものだが、最も動揺を隠せないのは、新党設立の立役者といえる安住淳共同幹事長だろう。

 朝日新聞は2月2日付で全体的な数字を報じたのに続き、3日付朝刊で各選挙区の情勢を伝えた。そこで安住氏が立候補している宮城4区について「森下と安住 競り合う」との見出しがついたのだ。
 それによると、自民党候補の森下千里氏と安住氏が自民、中道両党のそれぞれの支持層をまとめ、「激戦を繰り広げている」。参政党新人の佐野誠氏は「支持に広がりが見られず、苦しい戦い」だという。

 自民党選対関係者が語る。
「『激戦』といっても、見出しで先に出た方が優勢というのが常識。つまり安住氏は森下氏に若干ながら、リードを許している」
 高市早苗首相は勝機があるとみて、森下氏の応援に訪れた。
 安住氏にとっては、新党である「中道」の名前を有権者に知ってもらうのが課題であるとともに、自身は中道候補の応援のため全国を駆け巡る必要があるため、接戦であっても選挙区に張り付いているわけにはいかない。

 そのイライラからか、遊説では朝食にクリームパンを食べる際、足を組んでいたのを「態度が悪い」と批判された件に触れ、
「中道だったら犬でも猫でも憎いのか、バカヤロー!」
 と言ってしまい、それがまたネットで拡散される事態となっている。

 旧公明党出身者を比例ブロックの上位に据えたのは幹事長である安住氏であり、仮に小選挙区で負けると、惜敗率が高くなければ比例復活は難しい。当選10回を誇る安住氏にとって、最大のピンチが訪れたと言っていいだろう。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

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