スポーツ
Posted on 2026年02月05日 11:00

渡辺雄太が「崩壊」予告!「トム・ホーバス解任⇒桶谷大」バスケ日本代表HC電撃交代に潜む「アシスタントコーチ」人事は「八村ファースト」だった

2026年02月05日 11:00

「トムを辞めさせたら日本代表は崩壊していく。その雰囲気を作った世間を僕は許せない」
 2024年11月、千葉ジェッツふなばしの渡辺雄太が涙ながらに訴えた「予言」が、最悪の形で現実となりつつある。2月2日、日本バスケットボール協会(JBA)はトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)の電撃解任を発表。女子代表を銀メダルに導き、男子を48年ぶりに自力五輪へ導いた名将が突如、志半ばでコートを去ることになった。

 なぜJBAは、アジア予選直前というタイミングで「方向性の相違」という曖昧な言葉で、ホーバス氏を解任したのか。スポーツ紙記者が語る。
「一昨年のパリ五輪出場後に、八村塁がホーバス氏の手腕に疑問を呈し、上から目線でダメ出しする大騒動がありましたね。その後、両者の関係が修復されることはありませんでした。他の選手からも様々な声が上がり始める中、この状態が続いた場合、ロサンゼルス五輪前に日本バスケが空中分解するのでは、という懸念がありました。そしてJBAが選んだのは『名将との共闘』ではなく、事実上の『八村ファースト』でした」

 新体制では、八村がウィザーズ時代から師事し、絶大な信頼を寄せるライアン・リッチマン氏(三河HC)を、アシスタントコーチとして招聘。リッチマン氏はウィザーズでアシスタントコーチだったほか、2019年から2020年には選手育成を目的にした下部リーグ「NBA・Gリーグ」で、ウィザーズが提携するキャピタルシティー・ゴーゴーでHCを担った実績の持ち主。かつてJBAに対して八村は「日本代表にふさわしい、世界を知る指導者を」と要求したが、この人選こそが、JBAが出した「回答」だったのである。

 新HCに就任するのは、琉球ゴールデンキングスの桶谷大HC。2008年に沖縄のHCに就任。2008-2009シーズンに初優勝に導くと、2011-2012シーズンに二度目の優勝を果たす。その後、岩手ビッグブルズや大阪エヴェッサのHCを経て、2021に琉球HCに復帰。2022-2023シーズンには琉球をB.LEAGUE初優勝に導いた名将だ。

「B1屈指の戦術家である桶谷HCの手腕に異論を挟む者はいません。ただ、今後は琉球と代表チームを兼任指揮するという、過酷な二足のわらじを履くことになる。シーズン佳境に入るB1リーグと、ロス五輪へ向けた再建。はたしてこのプレッシャーがどう出るか。現場への負担を度外視した場当たり的な延命措置、あるいは桶谷HCの使い潰しになる、といった指摘はありますが…」(バスケットボール関係者)
 JBAの実力派監督が「八村との緩衝材」として消費されないことを願う。

(灯倫太郎)

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