芸能
Posted on 2017年11月08日 17:59

ネットテレビ「72時間ホンネテレビ」の視聴数にテレビ局が震えあがったワケ

2017年11月08日 17:59

 11月2~5日に元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人によるネット番組「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)が生放送された。同局によると7400万視聴を集めたというが、これがあくまで“延べ数”であることから、「実際に観ていた人ははるかに少ない」「同じ人が何回も観ただけ」といった批判も渦巻いているようだ。だがテレビ業界からはこんな声も聞こえてくるという。

「この番組の動向をチェックしていたテレビ局関係者からは、『これでは視聴率を奪われかねないぞ』との危機感が漏れ伝わっています。これまでテレビ局にとっての敵は動画サイトの『YouTube』くらいで、ネットテレビ局は取るに足らない相手とされていましたが、AbemaTVが競争相手と認識され始めたのです。その理由は総視聴数ではなく、AbemaTVのアプリに表示されていた同時接続数にあります」(テレビ誌のライター)

 実際に同番組を視聴していた人なら、画面の右下に「23.4k」といった数字が表示されていたことに気が付いたはず。これは同時接続数を表しており、“k=1000”なので上記の例では2万3400接続ということになる。この数字が「72時間ホンネテレビ」では、深夜帯の少ない時で20万ほど、日中~ゴールデン帯の多い時では100万の大台を突破していたのである。

「この同時接続数が本当の数字という保証はないものの、話半分だとしても常に10万人以上が『72時間ホンネテレビ』を観ていた計算になります。しかもその10万人はみずからアプリをインストールし、番組にアクセスした積極的な視聴者。そういった忠誠心の高い視聴者の存在は、テレビ局にとっては脅威のはずです」(前出・テレビ誌ライター)

 総視聴数に注目した分析が多い中、基本的にリアルタイム視聴を重視しているテレビ局では、AbemaTVを「黒船襲来」と位置づけ始めたようだ。

(金田麻有)

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