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記事全文を読む→加計学園理事長・加計孝太郎「優しい独裁者」の正体をバラす!(2)反対の声にも耳を貸さない
瀬戸内海沿いに位置するJR呉線「安芸津駅」。ここから3キロほど北上した広島県内のとある町が、加計家のルーツである。現在の孝太郎氏は二代目で、加計グループの創始者である父親の勉氏もここで育った。
「有名な旧家で大地主。教育関係の仕事ではなく、土地開発をしたり、役所で会計の名誉職と言われた『収入役』を加計の方が任されていました。勉さんは分家筋の生まれですね」(地元住民)
本家と分家は隣同士に軒を連ねていた。それでも戦後の農地解放で大半の土地を失い、親族もしだいに減っていったという。
「60年ほど前、町に住んでいた加計の方が亡くなり、葬儀後に地域の人たちが集められました。そこで親族から、『ここに住む者がおらず、この土地で加計の名を継ぐ者はいなくなる』と報告があったんです」(前出・地元住民)
勉氏は広島の中学校を卒業後、教諭の道を志して広島高等師範学校に進学。55年に大学予備校の広島英数学館を開くと、64年には新設した岡山理科大の学長に就任した。岡山で夢をかなえても郷里を忘れることはなかったようだ。
「現在、本家跡地は『加計ふれあい記念公園』として整備され、分家跡地には『加計研修所』が建ち、夏になると学校の先生が宿泊しに来ています」(前出・地元住民)
01年に孝太郎氏が加計学園の理事長を継ぐと、千葉科学大学などを開学。拡大路線で加計学園は岡山理科大学を筆頭に、小中高などを幅広く運営する西日本有数の学校法人を築き上げていく。
「孝太郎さんから教育論を聞いたことはありませんが、経営者として才覚にたけた人。勉さんが種をまいて、孝太郎さんが大きく育てたのは間違いないでしょう」(江田氏)
孝太郎氏の剛腕ぶりもつとに知られたところで、
「『優しい独裁者』と呼ばれていて、職員をどなる姿は見たことがありません。反面、今治の獣医学部の件もそうですが、内部から反対の声が出ても耳を貸さない。建設費だって世間から補助金が出て厚遇されていると批判されますが、回収するのも難しいと見られています。それでも一度決めたら曲げないから‥‥」(加計学園グループ関係者)
いわば採算度外視で獣医学部開設に奔走していたことになる。系列の千葉科学大学など定員割れで運営に苦慮しているとも伝えられているが、実情はどうなのか。
「経営が厳しいと報道するメディアもありますが、財務状況はメチャクチャいいはず。拡大路線を展開していますが、経営難という話は聞いたことがありません」(前出・加計学園グループ関係者)
地元では「悲願の獣医学部開設は息子さんが獣医学部出身だからというのがもっぱらの見方です」(別の加計学園グループ関係者)というが、案外、このあたりが加計氏の本音なのかもしれない。
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