芸能
Posted on 2018年07月19日 09:59

闇に葬られた「放送禁止」作品(7)松山ケンイチ主演ドラマのスポンサー6社中5社が降板

2018年07月19日 09:59

 まさか、そんな日が来るとは夢にも思わなかっただろう。スタッフも出演者も心血をそそいで作り上げた映像が、思いがけないそれぞれの理由で「放送禁止」に認定される──。そんな闇の歴史を、映画やドラマだけでなく、アニメもバラエティも含めて大公開!

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 日々、刻々と変化するテレビを取り巻く環境。そして「黒い舞台裏」が歴史に名を残す。

「TVジョッキー」(1971年~82年、日本テレビ系)

 日曜の午後1時というランチタイムに、全国ネットで放映されたのは「ゴキブリを食う少年」や「生きたネズミにかぶりつく男」や「無数のヘビ風呂に入る男」のショッキングなシーン。今なら企画自体も立ち上がらないが、70年代には「白いギターとエドウィンのジーンズ」という景品につられた猛者たちを競わせる番組があったのだ。

「とんぼ」(88年、TBS系)

 長渕剛の5作目の主演ドラマで、今となっては不可能な題材であるヤクザに扮している。劇中にサザンオールスターズの歌が流れると「くだらねえ歌を聴いてるんじゃねえ」と言い放つ過激なセリフも満載で、もちろん、リアルな暴力描写も随所にあった。視聴率も上々だったが、ソフト化に関しては実現しそうになっては立ち消えている。

「禁じられたマリコ」(85年~86年、TBS系)

 岡田有希子の初主演ドラマで、結果的に遺作となってしまったオカルト作品。最終回のオンエアから衝撃の自死まで2カ月あまりしか経っておらず、さらに意中の人とされた峰岸徹も共演するなど、いわくつきのドラマ。関東地区では再放送の予定が白紙となり、もちろんソフト化もされず、本放送以降、1度も目にする機会はない。

「銭ゲバ」(2009年、日本テレビ系)

 70年代にジョージ秋山が発表した異色のコミックが、21世紀になってまさかのドラマ化。松山ケンイチ扮する主人公の蒲郡風太郎は「金のためなら何でもするズラ」が信条で、そのためには殺人も辞さない。土曜夜9時にオンエアするにはあまりにハードな内容で、提供6社のうち5社がスポンサーを降りるという異常な事態に。

「伝説の教師」(00年、日本テレビ系)

 相方の浜田雅功と違ってドラマ出演を頑なに拒んでいた松本人志が、後にも先にも1度だけのドラマ主演。不真面目ながら生徒たちを導いていく教師役を、エリート教師役の中居正広との絶妙なコンビネーションで好演。20%近い平均視聴率でビデオ化されたが、なぜか再三のリクエストにもDVD化はされず、今に至っている。

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