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記事全文を読む→我が青春の週刊少年ジャンプ(13)「ハレンチ学園」作品の中でのスカートめくりは1回だけ
ジャンプの新人重視路線は、創刊からわずか数カ月で花開くことになる。68年の暮れに始まった本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」と、永井豪の学園ギャグ「ハレンチ学園」がいきなり大ヒットを記録したのだ。
「男一匹ガキ大将」は、男気あふれる主人公・戸川万吉が全国の番長たちとケンカを繰り広げる番長漫画、「ハレンチ学園」は、スカートめくりなどの描写で旋風を巻き起こした学園ギャグで、ともに今や日本を代表する漫画家の出世作だ。
しかし、実はこの2作品が世に出たきっかけは偶然だった。当時「父の魂」という人気作を描いていた貝塚ひろしが、連載の最中で逃亡。その穴埋めとして連載スタートしたのが「男一匹ガキ大将」と「ハレンチ学園」だったのだ。結果的に、ジャンプは人気作の突然の終了という大ピンチを乗り切るだけでなく、部数を伸ばす原動力を手に入れたと言っていいだろう。
まさにジャンプ初期の救世主であった本宮と永井。ともに作風から豪快なイメージがあるが、永井の担当編集者でもあった角南によると、この2人は案外、対照的だったという。
「本宮さんは作風そのままという感じの人でね。生き方がそのまま漫画になっているようなタイプなんだけど、豪ちゃんは真逆。小さい頃から学級委員をやるようなタイプで、一橋大学を目指していたような優等生だった。だけど、高校時代に大きな病気をして、『死ぬかもしれない』ってなった時に『もう好きな漫画をやろう』って思ったらしくてね。それで漫画家になった。そういうタイプだから、当然、自分自身はスカートめくりとかしたことはないわけ。むしろ自分ができなかったことを漫画にするタイプだった」
そうして生まれた「ハレンチ学園」は、子供たちの支持と同時に、過激なギャグやエッチな描写で、PTAなどの猛反発を受けることになる。
「今では当たり前だけど、ギャグ漫画だと登場人物の首が飛んだりするじゃない? でも、そういうのを描こうとしたら編集長が『少年誌として絶対ダメだ!』って言うんだよ。それで、『それならもう性的な表現でもやるか』って思ってね、それでスカートめくりとか描かせたんだ。
今でも『ハレンチ学園』のスカートめくりってよく話題に出されるから、何度もやったと思われてるんだけど、作品の中でスカートめくりやったのって実は1回だけしかないんだよ」(角南)
大騒動に発展した「ハレンチ学園」だが、角南も永井も腹は据わっていた。
「豪ちゃんも『(文句を)言ってる内容がおかしいよね』って感じだったよ。本人だってワイセツなものを描いてるって意識はなかったし、今のワイセツ問題とは別次元だから。実際、フォローしてくれる教育評論家もいたしね。僕もいろんなところに呼び出されて話をしたけど、全然謝らなかったよ。今はわりとみんなすぐ謝っちゃうけど、居直っちゃってた(笑)」(角南)
だが、少年向け漫画の表現に対する洗礼を受けたことで、変わっていった部分もある。前出の西村は、青少年の保護育成という役割との間で頭を悩ませたと振り返る。
「1誌が問題になると全(少年漫画)誌が同様に見なされる。(その後)ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン、キングの少年週刊誌5誌の編集長会議が年に数回開かれるようになり、各誌が問題を報告しながら共通の認識を持ち、少年誌を守ろうということになっていった」
結果的に、徐々にジャンプへの風当たりは弱くなり、西村の編集長時代には、「ジャンプは問題ないわよ」と言ってくれる母親もいたという。
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