芸能
Posted on 2021年10月19日 05:59

深田恭子、「病み上がり」で打ち込む“捨て身の映画PR”の裏事情とは

2021年10月19日 05:59

「本日は、劇場までお越しいただきましてありがとうございます。やっと、やっとみなさんにお届けすることができました。どうぞ最後まで楽しんで行ってください」

 10月15日、映画「ルパンの娘」(東映)の舞台あいさつに登場したのは主演の女優・深田恭子(38)。ぴっちり艶っぽい泥棒スーツ姿ではないものの、透けた素材にピンクの模様を散りばめたワンピース姿に満場の客席から大きな拍手が送られた。

 しかし、この晴れ舞台から遡ること約5カ月前の5月26日、所属事務所は深田が「適応障害」による休養生活に入ることを発表。ファンに痛烈なダメージを与えたことは記憶に新しい。スポーツ紙芸能デスクが振り返る。

「奇しくも翌日にはドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)の撮影に入るというギリギリのタイミングでの発表でした。みずからの主演作をドタキャンしてまで休養しなければならなかったことからも症状は重く、復帰までにはかなりの時間を要するだろうと囁かれていました」

 ところが、それからわずか3カ月後の9月2日、深田は自身のインスタグラムを更新し、「暖かいご声援とご支援に心から感謝しています」と活動再開を宣言。直後、深田は映画のPR活動のスケジュールを確認するために、テレビ局幹部と打ち合わせを行ったというのだ。

 フジテレビ関係者が打ち明ける。

「深田さんはドラマに穴を空けたことに恐縮しながらも、『ご心配おかけしました。もう大丈夫です』と映画の宣伝に全面協力することを約束。ただ、以前の深田さんの溌剌とした表情はなく、げっそりとホオがこけ、顔色も悪かったようで…。やはりこの短期間では体調を万全に戻せなかったようです」

 とはいえ、休養わずか3カ月での“強行復帰”は既定路線だったという。

「本来なら、夏ドラマで主演を務め、その勢いのまま映画の宣伝につなげていく流れでした。折しもフジテレビは製作した映画がご難続き。昨年秋に公開した映画『とんかつDJアゲ太郎』(ワーナー・ブラザーズ)では公開前に伊勢谷友介(45)が大麻所持、さらには伊藤健太郎(24)がひき逃げ事故で立て続けに逮捕されたほか、今度は映画『翔んで埼玉』の続編が決まった直後にGACKT(48)の活動休止が発表されてお蔵入り。そのため、映画版『ルパンの娘』にかける思いは並々ならぬもので、病み上がりを押して主演の深キョンを看板に大キャンペーンを組んだわけです」(前出・デスク)

 かくして地獄のPR週間が開幕したという。10月19日発売の「週刊アサヒ芸能」10月28日号では、深田恭子の“強行復帰”の内幕に迫っている。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク