スポーツ

白鵬、「あきらめかけたヒザ」に起こった「奇跡」を主治医が明かした!

「鬼になって勝ちにいく それが私の横綱相撲!」

 白鵬の肉声を伝え、大反響を巻き起こしている週刊アサヒ芸能で連載中の同時進行相撲マンガ「白鵬本紀」第24番は、先週に引き続いての引退秘話特別篇である。

 2021年10月1日の引退記者会見で、横綱の重みについて問われた時に、白鵬はこう答えている。

「昇進した頃は勢いもありましたし、うれしい気持ちもありましたが、右も左もわからない時に大鵬親方と出会ったことに、この場を借りて感謝します。大鵬親方に、『横綱というものは宿命の中で頑張らなきゃいけない、負けたら引退』という言葉を掛けられた時に、32回優勝した昭和の大横綱の言葉は重かったです」

 さらに、「横綱になれた頃は、自分の理想の相撲である『後の先(ごのせん)』というものを追い求めたいと思っていました。しかし度重なる怪我に見舞われ、理想とする相撲が取れなかったことも事実です」との告白もあった。

 ちなみに、「後の先」とは、白鵬が尊敬する第35代横綱・双葉山が得意とした理想の立ち合いで、相手より一瞬後に立ちながら、あたり合った後には先手を取っている立ち合いのことである。

 さて、「白鵬本紀」第24番では、白鵬の右膝手術の執刀医である主治医・苑田会人工関節センター病院長 杉本和隆先生から、七月場所中に起きた、「膝の調子にまつわる奇跡」が語られる。

 こんな会話から、それは始まった。

「千秋楽まで持ちますかね」

 と白鵬。杉本先生は、答える。

「正直言って、それはギャンブルに近いかも知れないです。本来であれば3月の手術から1年のリハビリが欲しい所を4カ月で土俵に上がる訳ですから」

 そして、白鵬がつぶやく。「じゃ、持たないか…」

 しかし、奇跡は起こるのである。そのきっかけになったことは!?

「確かに私にもいつか終わりは来るでしょう。それが半年先あるいは1年先なのか、いや明日かも知れません」という、オビに綴られた白鵬の言葉も印象的な第1巻「英雄の子」も発売中の「白鵬本紀」の第24番「土俵の鬼」は10月19日発売の「週刊アサヒ芸能」10月28日に掲載。はっけよい!!

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