芸能

「オモロイのになんで売れへんねん」陣内智則が首をかしげた大物芸人のブレイク秘話

 お笑いコンビ「かまいたち」が、5月12日放送の「かまいたちの知らんけど」(MBSテレビ)に出演。濱家隆一が、自身の予想を覆して売れた後輩のお笑い芸人について語った。

 この日は、かまいたちの2人が先輩芸人の陣内智則をゲストに迎えてトークを展開。山内健司が地元の友人から「俺の息子の友達が芸人になろうと思ってる」と言われ、「絶対やめとけ」と答えたと発言。「自分が出ているから言うのもアレなんですけど、(自身が売れたのは)超ラッキーやからとは、めっちゃ言うてる」と続けた。

 それに濱家は「何かひとつでも違ってたら(今ここに)いてない」。陣内も「もう1回やり直しても、売れる自信はない」と、それぞれ売れるのは運次第と同意した。

 一方で陣内は、こうも言う。

「でも、面白いやつは絶対売れるやん。お笑いって。俺、ブラックマヨネーズと一緒にやってて『おもろいのにな』ってずっと思ってた。でも大阪時代、全然人気なかった。見た目が吉田がまず怖くて、ブツブツで。小杉がチャラい感じやったから全然ウケなかった。でも『M-1グランプリ』でバーンと売れた」

 さらに陣内は、野性爆弾のくっきーについても、

「こんな天才、なんで売れへんねんと思ってた。一回、くーちゃんにルミネの合間に『ランチ行きましょう』って誘われて『もう僕、吉本辞めようと思ってるんです』って相談された。『絵とかをやろうと思うんです』『そうか。そういう手もあるよな』って言ってたけど、結果、売れた。おもろいやつは売れるから、そこはめっちゃピュアよね」

 お笑いライターが言う。

「ブラマヨなどと同じような、『面白いけどさすがに…』という例として、濱家はアインシュタインの稲田直樹のことを挙げていました。稲田自身も実際、あるテレビ番組で所属する吉本興業の社員から『見た目ではテレビNG』と言われたことがあると明かしていますからね。芸人が売れるために面白いのは当然のこと。やはり運や粘り強さも必要ということでしょう」

 芸人としてレギュラー番組を持つ立場になるのは、奇跡に近いことなのかもしれない。

(鈴木十朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
4
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
5
「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル