スポーツ
Posted on 2022年05月25日 05:58

「殴られるかと思った」朝青龍VS白鵬がニラみ合う「一触即発事件」の顛末

2022年05月25日 05:58

 大混戦の様相を呈した大相撲夏場所(五月場所)だが、5月22日の千秋楽を終わってみれば、横綱・照ノ富士が12勝3敗で、7度目の優勝。番付通りの結果となった。

 期待された優勝決定戦ならずだったが、三賞は11勝4敗で最後まで優勝争いに絡んだ3人に贈られた。隆の勝が初の殊勲賞、同じく大栄翔が5回目の殊勲賞、35歳の佐田の海が2度目の敢闘賞だった。技能賞は該当者なし。

「やっと終わったな、って感じ」

 優勝インタビューで思わず漏らした照ノ富士の本音が象徴する、荒れた2022年五月夏場所だった。優勝後に出演したNHKスポーツニュース番組で、元横綱・白鵬の間垣親方は照ノ富士に「メンタルに課題あり」と指摘したが──。

 その間垣親方の相撲人生を描く「週刊アサヒ芸能」の連載漫画「白鵬本紀」は、第53番へと突入。「両雄一触即発」の巻である。

 2007年5月30日、遂に横綱へ昇進。第69代横綱・白鵬翔の誕生である。

 ちなみに、第68代横綱は、同じモンゴル・ウランバートル出身の朝青龍。白鵬より5歳年上の朝青龍は幕下時代から白鵬に稽古をつけ、事あるごとに食事に連れ出すなどして可愛がっていたという。ところが白鵬によれば「それが大関になった頃から、巡業中でも、隣同士になっても、全く目も合わさなくなり、会話がなくなった」。

 そんな2人に事件が勃発したのだ。

 2008年五月場所千秋楽、結びの一番。朝青龍の一瞬の引き落としに敗れ、土俵に這う白鵬に、朝青龍がダメ押しをするのである。カッとなった白鵬は、負けずに右肩で朝青龍を押し返し、土俵上で一触即発の睨み合いとなる。

「向こうが先に仕掛けてきた」と白鵬。一方の朝青龍は「殴られるかと思った。彼は若いね。熱くなっちゃダメだ」と応じる展開に。果たしてその顛末とは──。

 話題の独占告白・第8弾は、入門時から白鵬を身近で取材してきたカメラマン、橋田ダワー氏。モンゴル生まれで、日本人女性との結婚を機に、日本に帰化。モンゴルへの帰省にも同行し、白鵬からはアニキと呼ばれ、慕われている。

「最初に会ったのは2001年6月。相撲教習所の取材でした。真ん中の最前列に安馬と肩を並べて座っていましたね」とダワー氏。

 思い出すのは、2021年7月18日大相撲名古屋場所、千秋楽である。

「東土俵の下から立ち上がる前に、土俵を抱くような姿勢で両手を土俵につけ、目を閉じて数秒間額を土俵につけた」。この白鵬の所作について「モンゴルでは、大切なものと別れる時や神々に敬意を払う際の所作」であるとし、「現役最後の取組だ」との思いが駆け抜けたという。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク