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秋山翔吾の広島入りに「完全にノーマークだった。ヤバイよ」セ・リーグ球団編成担当の嘆き

 米大リーグパドレス3Aを自由契約となり、広島入りが決まった秋山翔吾が6月30日、マツダスタジアムでの入団会見に出席した。

「カープでお世話になることが決まり、ホッとしている。選手としてまだまだ長くやりたい」

 3年総額5億円の大型契約を結んで背番号9のユニホームにも袖を通した秋山は、晴れ晴れとした表情で抱負を語った。

 2年半の大リーグ挑戦は事実上失敗で、日本球界復帰を決めると、広島のほかに西武、ソフトバンクも獲得に参戦。「ダークホース」だった広島に決まったことでビビッているのは、セ・リーグ各球団の編成担当者たちだ。

「完全にノーマークだった。ヤバイよ」

 とピリピリムード全開で、さらには、

「節目の通算2000安打まで残り524本とはいえ、最も達成できるチャンスがあるのは古巣の西武だった。ところが他球団の話を聞く動きをした時点で、西武入りは消滅。それでも慣れ親しんだパ・リーグの方が投手の攻め方なども熟知している。変化球主体のセ・リーグにイチから対応しなければいけないのは大変なのに、あえていばらの道を選んだ。それでも秋山を抑えるのは大変そう」

 球界随一のヒットマンは、7月上旬にも1軍昇格予定だ。

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