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記事全文を読む→飯尾和樹(ずん)「フラれた場所から家まで歩く儀式」
テリー 結婚は2013年に、11年お付き合いした女性としたんだね。
飯尾 そうです。43(歳)の時に。
テリー 11年って、よく辛抱してくれたね。
飯尾 だから、1回フラれてるんですよ。僕が結婚しようって言う前に、3回ぐらい結婚したいと思ってたらしくて。だけど、僕にその気がなさそうなんで、カミさんも仕事してましたし、切り替えたんでしょうね。
テリー 奥さんいくつ?
飯尾 12個下ですね。
テリー どこで知り合ったの?
飯尾 関根(勤)さんの劇団に、劇団員として思い出づくりで入ってきたんですよね。
テリー いいなぁ、劇団員同士の恋愛なんて、青春じゃない。フラれた時、「考え直してくれ」って言ったの?
飯尾 いや、11年じっくり付き合ってくれてフラれたんで、「これはほんとの答えだな」と。逆に謝りましたね。「11年引っ張っちゃって、ごめん」って。
テリー ああ、それはわかる。でも、そういう夜って切ないね。
飯尾 これがですね、テリーさん。僕、フラれたら、その場所から歩いて帰るっていう儀式があるんですよ。25の時に鎌倉でフラれて、鎌倉から3泊4日、東京まで野宿して帰ってきたこともありますよ。
テリー ええっ、なんでそんなことするの?
飯尾 人間歩いてると、冷静になって、整理がつくんですよ。最初は人のせいにするんです。「あんなに『好き』って言ってたのに、『好きな人ができた』ってどういうことだよ」とか。それが、歩いてると、だんだん「そうだよな、やっぱり楽しいほうに行くよな」「俺だってそうだもんな」って切り替えられるんです。あと、たくさん歩くと、歩き疲れてよく眠れるんですよね。
テリー なるほどね。でも、3泊4日って、歩きすぎじゃない?
飯尾 そうなんです。正直言いますとね、1日半で整理ついてるんですよ。だけど、「せっかくここまで歩いたんだし」って変に火がついちゃって。で、やっと多摩川を渡って東京だと思ったら、1個手前の鶴見川だったという。「神奈川って広いんだな」っていうことを学んだ恋愛でしたね。
テリー あ、そう(笑)。で、それはいいんだけどさ、奥さんにフラれてどうしたの?
飯尾 あ、そうです、そうです。だから、その時にフラれたのが、僕の家から500メートルぐらいの距離で、どう遠回りしても15分で着いちゃって。そこの屋上でずっと寝転がってましたね。
テリー それがいつまた結婚話になるの?
飯尾 1年後ですね。その間、共通の知人もいるんで、2人きりじゃないですけど、月1回ぐらい会ってまして。そしたら、とんねるずさんが実家に泊まる番組で、うちに来たんですよ。
テリー もうメチャクチャやるヤツだ。
飯尾 そうです。玄関で直火で鶏を焼かれたりして、盛り上がって、親父も嬉しそうで。やっと終わりだと思って、もうすぐエンディングだっていう時に、貴さん(石橋貴明)が「ちょっとひと言、言いたい人がいるんじゃないの?」って言うんですよ。で、「何だろう」と思ったら、カミさんが出てきて。
テリー プロポーズしたの?
飯尾 そうですね。11年付き合って出された答えがあるんで、「また付き合ってください」って言うのもどうかと思いまして「結婚してください」って。そしたら、返事が「ハイ」だったんで、ビックリしましたね。
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