社会

札幌五輪が危ない!PR活動休止でも具体策ゼロで「時が過ぎ去るのみ」

 2030年の開催を目論んでいる札幌五輪が、風雲急を告げている。12月20日、東京都内の日本オリンピック委員会(JOC)で開かれた会見で、積極的な機運醸成活動が当面休止される、と発表された。

 これは8月中旬以降に判明した、東京五輪を巡る汚職・談合事件による五輪のイメージ低下を懸念して、招致に不可欠なPRイベントや情報発信を止めるというもの。札幌市の秋元克広市長は「なりふり構わずやみくもに突っ走るのではなく、市民の不信感を払拭するのが先」と説明した。

 なんとも聞こえのいい「機運醸成活動」の休止だが、五輪関係者が言うには、

「具体的にどうするか、何も説明されていない。ポーズだけに終わってしまう。例えば街中に貼られたポスターを全てはがしたり、目張りするとか、モニュメントのようなものは撤去するなど、行動を起こさないと、ただ時が過ぎ去るのを待っていることしか考えられなくなる。会見で『一部広告代理店』と説明された電通への丸投げ問題もどうするのか、触れられていない」

 じっと耐えしのぐ意味では秋元市長の「やみくもに突っ走らない」という意図は正しいのかもしれないが…。

カテゴリー: 社会   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか