芸能
Posted on 2023年01月10日 05:58

壇蜜が想定外の質問で「6秒間の沈黙」後に語ったのは…/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

2023年01月10日 05:58

 かつて勤務していた葬儀場の面接でのエピソードとして「白いワイシャツに黒い肌着を透けさせたら受かった」と語るなど、エロチシズム溢れるトークと独特の世界観で人気を博した壇蜜。

 そんな彼女をしばし絶句させたのが、15年11月18日に都内で行われた「えひめスイーツコレクション」キックオフイベントでの記者会見だった。

 愛媛のイチゴをイメージしたという真っ赤なドレス姿で登場した壇蜜。すると、ある記者から、

「最近は若い世代の方が、出てきていらっしゃいます。例えば、橋本マナミさんとかも追いつこうとしていらっしゃいますが…」

 いきなり、当時「愛人にしたいNo.1」をキャッチフレーズに存在感を高めていた橋本に関する質問が飛んだからビックリ。一瞬、固まってしまった彼女は「そうですねぇ…」と言ったきり、約6秒間も沈黙し、眉毛にしわを寄せた。その強張った表情が、報道陣の間に妙な緊張を走らせることになったのである。

 とはいえ、そこはさすが壇蜜だ。そんな報道陣の微妙な空気感を察したのだろう、踵を返すと、

「他のタレントさんのことをこういう場で言うのは、あまりみずみずしくないと思います」

 すぐにイベントの趣旨である「愛媛のフルーツ」にたとえ、軌道修正。事なきを得たが、なかなかどうして、このスリリングなシーンに、記者会見ならではの醍醐味を感じたことを憶えている。

 実際のところは定かではないが、当時の芸能記事の中には、キャラクターが被る2人に対し、「共演NG」「火花散る」なるタイトルが躍ることも多かった。とはいえ、まさか公の場で、しかも実名で質問されるとは、さぞや本人も驚いたことだろう。

 一方の橋本も、その1カ月後の12月16日、都内でスマートフォン向け配信サービスの新番組「橋本マナミの『羊の数』」の記者会見に出席。壇蜜の「6秒間の沈黙」について聞かれ、

「あれつながりですよね、6秒の…」

 と苦笑い。続けて、

「壇蜜さんは、すごく好き。元々、グラビアを広げてくださったのは壇蜜さん。私は全然、及ばない。ただ、そこ(色香)は譲らない。来年も男性の方に喜んでもらえるように、頑張りたい」

 フェロモン全開でそうアピールすると、翌日のスポーツ紙には「フェロモン女王バトル」なるタイトルが並んだのである。

 その後、壇蜜は19年11月に、漫画家の清野とおると結婚。すると橋本も、同じく11月に、1歳下の勤務医との結婚をブログで発表した。この符合も単なる偶然か、あるいは…と勘ぐる声が上がったものである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク