スポーツ
Posted on 2023年01月14日 17:58

星野仙一が「バカ野郎!」と怒鳴りつけた「盗塁したら5000円支給」の敵事情

2023年01月14日 17:58

「ナゴヤ球場が悪いんよ。あそこだけ盗塁したら賞金が出る。(1盗塁につきボーナスが)5000円出るんよ、あそこだけ」

 これは今のナゴヤドームがナゴヤ球場だった頃の話だ。野球解説者の高橋慶彦氏が中日OBの中村武志氏をゲストに招き、1月10日にYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で展開したものである。

 高橋氏は広島時代の79年、80年、85年の3度、盗塁王のタイトルを獲得。89年には同じく広島の正田耕三が盗塁王(34個)に輝いている。正田はその年の、中日との最終戦(10月15日)に6盗塁(1試合6盗塁は、日本プロ野球タイ記録)を決め、ルーキーだったヤクルトの笘篠賢治(32個)を一気に抜き去ってのタイトル獲得となった。

 この試合で、2人目のキャッチャーとしてマスクをかぶり、正田に6個目の盗塁を許した中村氏は、冒頭の高橋氏の発言について、

「あぁ、それで星野さん…」

 と思い出した。当時の中日・星野仙一監督が、

「なんで敵チームに出すんだ(現金支給のこと)バカ野郎、って怒って…」

 というのである。球界関係者が言う。

「かつて、クラウンライター・ライオンズ(現・西武)の本拠地が平和台野球場(福岡県福岡市)だった頃、ホームランを打つと、クラウンライターが支給されていました。現物支給はあっても、現金支給は珍しかった時代です」

 ちなみに、正田6盗塁の中日の先発マスクは山崎武司。5盗塁を献上しており、晴れて(?)キャッチャーを卒業し、外野手に転向となった。その後、中日、楽天とセ・パ両リーグで本塁打王を獲る大打者となったことは周知の通りである。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク