芸能

「松本人志はすでに終わっている」ケンコバ元相方が痛烈コキ下ろしの「分析力」

 30年以上にわたり、お笑い界の頂点に君臨するダウンタウン・松本人志。昨年の吉本興業創業110周年を記念した特別公演「伝説の一日」では、31年ぶりとなる漫才を披露した。59歳となった現在も、最前線で活躍を続けている。

 そんなお笑い界のレジェンドに対し「すでに終わっている」との痛烈批判が吉本の元芸人から飛び出した。

 現役の芸人ならば、思っていても絶対に言えない「松本批判」をまくし立てたのは、村越周司氏だ。

 90年代にケンドーコバヤシと「モストデンジャラスコンビ」を結成し、関西で人気を集めた「ケンコバの元相方」として知られている。

 コンビ解散後、06年からピン芸人として活動していた村越氏だが、昨年8月末に引退した後は「お笑いディスり家」に転身。現在はYouTubeチャンネル「元芸人村越のお笑いネタディスりチャンネル」で「M-1グランプリ」や「キングオブコント」といった賞レースのネタを中心に、忌憚のない分析を配信している。

 村越氏は1月29日まで全3回の構成で「松ちゃんを死ぬほど好きだった元芸人村越が今の松ちゃんはすでに終わっていると思う理由について語ってみた」と題した動画を公開。過去の松本が作り出したネタを称賛するとともに、近年の凋落ぶりを指摘したのだ。

「2005年まではホームランばっかりだった」と、松本を高く評価する一方で、07年に監督した映画「大日本人」の頃から劣化が始まったと分析。それ以降の映画「しんぼる」「さや侍」「R100」のほか、NHKで放送されたコント番組「松本人志のコント MHK」など、各作品の内容にも踏み込んだ。

「痛烈に『ボケが散らかりすぎ』『オチが浅い』などと、作り手の観点から解説しています。松本への敬意は保ちつつ、ロジカルで説得力のある指摘だと感じました」(お笑い関係者)

 松本が再び輝きを取り戻すためには、周囲のイエスマンたちを排除する必要がある、と訴えた村越氏。この「愛のある批判」を、松本はどう受け止めるのか。

(山倉卓)

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