スポーツ

阪神甲子園球場名物「大屋根」をアルプス席まで「すっぽり拡張工事」でボールが風を受ける影響が変わったら…

 阪神の本拠地・甲子園球場を運営する阪神電鉄が、大屋根の「銀傘」を内野アルプス席まで拡張する計画を持っていることが分かった。これまでも銀傘の拡大が検討されたことはあったが、今夏にも概要が発表されるという。高校野球関係者は、

「以前に比べて春・夏の甲子園大会で熱中症になる選手、生徒が続出しており、抜本的な対策は不可欠。京セラドーム大阪や東京ドームなど、空調が効いた球場での開催も浮上するなど、炎天下の甲子園球場でプレーするのは厳しいのではないか、との声が球界内外から増えてきたのは確かです」

 現在で4代目の銀傘は、2009年にガルバリウム鋼板製で架け替え工事が行われており、面積が従来の1.4倍に広がって内野席をカバーしていた。それがアルプス席も覆うとなれば、長期間の工事になろう。

「風の流れは間違いなく変わるでしょうね。構造物ができて、ボールが風を受ける影響が従来と変わることも多い。日光が天然芝に当たる影響も、考慮しないといけません。課題解決は一筋縄ではいかない」(阪神球団関係者)

 2024年には、甲子園球場開業100周年の節目を迎える。時代を超えて新たな名物となりそうだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身