スポーツ
Posted on 2023年07月28日 17:58

岡本和真の得点圏打率が低すぎる…巨人がチャンスに打てないのは「能力がないから」大久保博元コーチが激白

2023年07月28日 17:58

「みんな責任を追おうとしてるのか、得点圏打率がジャイアンツは12球団中10位なわけ。めちゃめちゃ低いの。2つあるわけだ、理由が俺の中では」

 野球解説者・髙橋尚成氏のYouTubeチャンネル〈髙橋尚成のHISAちゃん〉でこう分析したのは、まさに当事者たる大久保博元打撃チーフコーチだった。そしてその2つの理由というのが、

「ひとつは、能力がない。もうひとつは、責任感が強すぎる」

 3年ぶりのV奪還を期して臨んだ今季、巨人はBクラスに沈んでいる。打撃が振るわない責任は大久保コ-チにもあるのだが、

「能力があるかないかでいうと、バッティング練習を見れば、なくはない。能力はしっかり持ってる。2割5分は打つ能力を持ってる、1軍で」

 7月27日時点(以下同)でのチーム成績を見れば、4年ぶりの10連勝でセ・リーグ首位に躍り出た広島のチーム打率は2割4分9厘。巨人の2割5分はリーグトップだ。

 一方で、巨人の本塁打数102は断トツで、総得点323も阪神に次ぐ2位ながら、得点圏打率2割3分4厘はリーグ5位と低い。勝つための効率が悪いのだ。

 打率2割9分1厘、21本塁打の4番・岡本和真の得点圏打率は、わずか2割2分8厘。今シーズン打てない、打てないと騒がれている昨年三冠王のヤクルト・村上宗隆は、打率2割3分8厘、17本塁打と岡本の後塵を拝しながら、得点圏打率は2割7分3厘と、まだ勝負強い。とはいえ、リーグトップの得点圏打率はDeNAの宮崎敏郎と阪神・近本光司の3割7分1厘である。

 プレッシャーに打ち勝つ勝負師が躍り出なければ、巨人の後半戦上昇は期待できない。大久保コーチの悩みは解決するか。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク