スポーツ
Posted on 2026年04月22日 11:15

独走Vどころか…阪神7年ぶりの大投壊で浮き彫りになった「ミスターゼロ」不在と「バッテリーコーチ交代」の名目

2026年04月22日 11:15

 開幕前は独走Vもありうるとされていた阪神が、どうもおかしい。DeNA戦(4月21日・横浜)では投手陣が16失点の大乱調で6-16と大敗した。16失点以上は7年ぶり(2019年7月28日・巨人戦)の屈辱だ。
 ホーム甲子園球場でなかったことは幸いだが、藤川球児監督は、
「とにかく切り替えることが非常に重要になりますね。はい、お疲れ様でした」
 淡々とそうコメントするのみ。関西メディア関係者がボヤくには、
「とにかく球児の話がつまらない。原稿にも口を出してくるんや」

 昨年の投手陣との違いは、50試合連続無失点記録を樹立した「ミスターゼロ」石井大智が2月のキヤンプ中に左アキレス腱を損傷し、今季絶望となったことに尽きる。
「(ケガは)突然、きますから」(藤川監督)

 そしてもうひとつは、バッテリー担当コーチ陣の交代だ。昨年まで投手陣を統括していた金村暁投手コーチは、契約満了で退団。野村克則バッテリーコーチは2軍へ配置転換となった。現在は日高剛バッテリーコーチが担当している。

 昨年の日本シリーズ第2戦、デュプランティエが先発登板して大炎上した。これに異議を唱えたといわれているのが金村前コーチで、
「球団内では『新しい風を入れる』という名目でのコーチ交代となりました。野村バッテリーコーチは藤川監督より年上。父である故・野村克也監督の専属広報のキャリアがある嶌村聡球団本部長の後押しで、2021年から阪神のコーチになっていました」(阪神担当記者)

昨年は見られなかったバッテリー陣のギクシャクぶり

 そんな裏事情もあるのだが、阪神は「勝って当然、負ければボロクソ」というのが専売特許の人気球団だ。藤川監督は、
「2025年に作ったチームを壊して、2026年に向かっていく」
 と宣言。3年契約の2年目となる今季は、球団史上初の連覇がミッションだ。藤川監督の招聘に尽力した粟井一夫球団社長は、
「チームの組織力を高めてくれている。イメージしていた以上の監督像がある」

 これまでの阪神のお家芸だった、監督とフロント陣の衝突こそ、今はまだない。それでもミスターゼロの離脱が大きな傷となり、バッテリー陣のギクシャクぶりは昨年の独走Vを成し遂げたチームにはなかった姿だ。

「こういうゲームが非常に多いのが、今シーズンの特徴。まだ4月ですから…」
 藤川監督は余裕の表情を見せるが、多くの問題が燻っている状況では、独走Vは夢のまた夢になりそうだ。

(小田龍司)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月29日 07:00

    ダブル不倫スキャンダルで一躍、その名を浸透させた元宝塚女優・花乃まりあに、さらなる荒波が襲いかかっている。8月まで上演されたミュージカル「愛の不時着」でダブル主演した三山凌輝との「不適切な関係」報道からおよそ1カ月が経過したが、花乃を取り巻...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年08月29日 10:30

    ウクライナ東部の前線後方で、強烈な閃光が走る。通信は途絶え、放射性物質を含む雲が国境方向へ流れ始めた。欧州各国の放射線量モニターが跳ね上がり、NATOは緊急協議に入る。原油先物は急騰し、株式市場は暴落。北京では習近平政権が対応を迫られる――...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年08月31日 20:30

    日本のホテルに泊まっていて「チェックアウト時間が早すぎる」と感じたことはないだろうか。日本では「10時チェックアウト、15時チェックイン」という設定が今も多い。ところが海外では「12時チェックアウト、15時チェックイン」をスタンダードにして...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク